原爆ドーム (2014年原水禁大会時おぐり撮影)

 

被爆地・広島市で開かれた主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)が21日、閉幕しました。

 

19日に出された「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」は、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、「核抑止力」論を公然と宣言したものとなっています。

「核抑止力」論は、「いざという時は、核兵器を使用し、広島・長崎のような非人道的惨禍を引き起こすことをためらわない」という意思表示です。

被爆者の願いを真っ向から踏みにじる「宣言」です。

 

被爆者のサーロー節子さんは、「自国の核兵器は肯定し、対立する国の核兵器を非難するばかりの発信を被爆地からするのは許されない」と語ったそうです。

 

日本共産党の志位委員長は「限界と矛盾がいよいよ深刻に―G7広島サミットについて」と題する談話を発表しました。

限界と矛盾がいよいよ深刻に――G7広島サミットについて/志位委員長が談話 (jcp.or.jp)