5月3日、有明防災公園で開かれた憲法大集会に参加しました。

この日、参加者は新型コロナ流行以降で最大規模の2万5000人。

日本を「あらたな戦前にさせない」と決意を新たにしました。

 

  

 

  

 

 

3日付けの「きょうの潮流」に

第2次世界大戦後、一度も戦争していない国は、わずか数カ国・・・その一つが日本

とあり、改めて「戦力不保持・交戦権否認を明記した憲法9条」の力を感じました。

憲法の解釈を勝手に変えて、戦争する国にしようとしている岸田政権。絶対に許せません。

 

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「しんぶん赤旗」2023年5月3日(水) 
きょうの潮流
 8000万人とも言われる犠牲者を出した第2次世界大戦。二度と惨禍を繰り返さないために、1945年10月に発効した国連憲章は武力行使を禁じ、「戦争違法化」を宣言しました▼残念ながら、戦後も米国や旧ソ連、その同盟国などが違法な侵略戦争を繰り返し、戦禍が絶えませんでした。現在、進行中のロシアによるウクライナ侵略も、厳しい現実を突きつけています▼民族対立や内戦を含めると、世界196カ国のうち、ほとんどが戦争当事国になってきました。筆者も以前、赴任していたインドで多くの戦死体を目の当たりにしたことがあります▼第2次世界大戦後、一度も戦争していない国は、わずか数カ国とされています。その一つが日本です。自衛隊は世界有数の軍事力を保持しながら、54年7月の発足以来、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出していません。こうした奇跡的な状況をもたらしたのが、戦力不保持・交戦権否認を明記した憲法9条です▼戦後の歴代政権は、自衛隊は「戦力」ではなく、「自衛のための必要最小限度の実力」だとして「合憲」としましたが、9条との矛盾を埋めるために、「専守防衛に徹する」など多くの“歯止め”をかけてきました。その結果、「誰も死なない、誰も殺さない」軍隊となったのです▼海外での米軍の戦争への参戦を望む改憲勢力は、憲法9条の下で歩んできた戦後史を「恥」だと感じています。しかし、「戦争違法化」の先駆けである9条は、日本が世界に誇るべき宝です。