浜町公園のシダレザクラ
毎年値上げが繰り返される国民健康保険料。
2023年度も一人あたり17,923円の値上げで16万8,228円に、
40歳~64歳の介護納付金分4万4,068円を合わせれば21万2,296円となります。
区の一般会計から国民健康保険会計への繰入金を増やせば、値上げを抑えることも可能です。
私たち共産党区議団は、以下の理由を述べて、保険料の値上げに反対しました。
議案は3月16日の本会議で採決し、日本共産党以外の賛成多数で可決されました。
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議案第41号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」について
この議案は、保険料率、賦課限度額及び均等割額から減額する額並びに出産育児一時金の額の改定等をするものです。
2月に特別区長会は、2023年度の特別区国保料について基準料率等を定め、1人当たり14万3363円と今年度に比べ1万1550円もの大幅値上げを確認しました。基準保険料を設定するにあたり、賦課割合は今年度と同様の所得割58:均等割42とした上で、基礎分の保険料率については所得割率を今年度比0.01%増の7.17%に、均等割額を今年度比2,900円増の45,000円に引き上げました。後期高齢者支援金分については所得割率を2.42%に引上げ、均等割額は1900円引上げ15,100円とし、介護納付金分については均等割額を今年度より400円引き下げ、16,200円としています。
これに基づき中央区の一人あたり保険料は、基礎分と後期高齢者支援金分で今年度比17,923円の大幅値上げで168,228万円となります。
40歳~64歳の介護納付金分4万4068円を合わせれば21万2296円です。
コロナ禍で保険料負担の抑制策を特別区として実施しているものの、それでも大幅な値上げとなっています。区として一般財源をさらに投入するなどすべきです。