23日、予算特別委員会の総括質疑で、消費税のインボイスの問題を質問しました。

 

2023年10月から導入されるインボイスは、消費税の納税を免除されていた事業者や個人事業主に、新たな税負担となり、自営業者などから不安と批判が上がっています。

インボイス制度の影響を受けるのは、フリーランス、個人事業主、シルバー人材センターで働く高齢者も含まれます。 

インボイスを出せない免税業者のままで事業を続けるか、インボイス登録事業者になるか選択を迫られますが、

インボイスを出せない免税業者のままだと→発注元から消費税分の値引きを迫られる可能性や取引から排除される恐れがあり、、

インボイス登録事業者になると→消費税を納めなくてはならず、新たな税負担となります。

 

Q1 コロナで苦しむ業者を追い詰め、倒産や廃業が相次ぐことが懸念されるがどうか

Q2 シルバー人材センターで働く高齢者への影響をどうとらえているか

Q3 インボイスの中止を求めるがいかがか・・・と質問。

 

区の担当者からは

A1 業者を追い詰めるといわれるが、税制度の内容がわかりづらいので、周知に努める

A2 このままだとシルバー人材センターで働く方へ渡す金額から消費税分を引くことになり影響が出てくる

A3 税制度全般の中で決められたことなので、中止を求めるのは難しい・・・旨の答弁がありました。

 

インボイスによって、161万の免税業者が新たに課税業者になり、消費税の引き上げなしに2480億円の増収となります。

インボイス導入は19年の消費税率10%への引き上げと合わせて決められたものですが、消費税減税こそ コロナ禍で苦しむ中小企業や商店への一番の経済対策です。

私は、国に対し、インボイス中止と消費税減税を求めるよう、要望しました。

 

インボイス制度の民商チラシをご紹介します↓