15日、中央区議会 「東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会」 という長い名前の委員会が開かれ、あと8日後に迫っている東京2020大会に関連して、中央区の「おもてなし」事業などについて、見直した内容の報告がありました。

 

大会自体が無観客となり、ライブサイトやパブリックビューイングの中止が5者協議で決まったことを受け、中央区で行う予定だった関連事業も中止することになりました。

中止される8件の事業は下の委員会資料をご覧ください。

 

三密を避け、人の流れを抑制するため、コミュニティライブサイトの中止だけでなく、その会場となるおもてなしセンター自体も中止となりました。

 

おもてなしセンターとなる予定だった東銀座の松竹スクエア

 

私たち区議団は、もともと密集をさけるために、こうした事業はやめるべきだと、補正予算計上に反対してきました。

そもそも、東京五輪を開催すること自体を中止するべきだと思います。

 

 

今日の委員会の質疑でも、選手村周辺の区民の方から、不安の声や苦情が寄せられていることが示され、すでに晴海通りは渋滞となってきている、プレイブックのルールがしっかり守られるのか、選手に陽性者が出ても非公開ということで問題はないのかなど、組織委員会の対応などに、様々な疑問が出されました。

他会派の議員が「誰も政府を信用してない」と訴える場面もありました。

(ちなみにこの委員会に共産党の委員は所属していません)

 

あと8日で開会式となりますが、本当にこんな状態で開会するのでしょうか。