本日、5月の臨時議会で委員会の所属が変わって実質初の区民文教委員会が行われました。
私が区民文教委員会委員になるのは7年ぶり。
いま学校現場は、コロナ危機の中、活動や行事が制限されたり、GIGAスクール構想だ、ICT化だと様々な課題があり、教師の多忙化もますます大変になるなど課題山積です。
子どもの権利条約にそった教育になるよう、1年間取り組んでいきたいと思います。
今日の委員会では、東京五輪・パラリンピック大会の観戦に幼稚園5歳児、小学生、中学生を「動員」する問題を取り上げました。
中央区ではパラリンピック観戦が予定されていますが、いまだに、いつ、どの競技にどこの学校、学年が行くのか、観客数の制限があったらどうなるかなど、詳しいことは6月末にならないとわからないということでした。
ちなみに、観戦予定人数は、
区立幼稚園年長組(5歳児) 566人
区立小学校(全16校) 8,126人
区立中学校(全4校) 1,613人
合計 10,305人 です。
コロナの感染拡大、変異株が猛威をふるう中、子どもの命を危険にさらす「観戦」は中止するよう求めましたが、状況を見極めたい、観戦の強制はしない、という答弁でした。
理事者報告は7件あり、「区立学校における事故発生状況の推移」について報告がありました。
昨年度(2020年度・令和2年度)、小学校・中学校・幼稚園での事故件数は合計419件。
時間帯では授業中で、小学校では前年度(2019年度)88→134件と1.5倍に増えています。
その主な理由は、コロナ禍で体力が低下していることだと報告があり、学校が休校になったり、自粛生活が強いられる中で、子どもの健康、体力にも大きな影響が出ていることに、改めて驚きました。