ワクチン供給、実態にそくしたロードマップを示せ

中央区では、今日21日、65歳以上の方への接種券の発送が行われ、明日以降、券が届き次第予約ができます。

集団接種だけでなく、かかりつけ医などで個別接種もできるようになりました。

 

「64歳までの接種はいつになるのか」「基礎疾患がある人の予約はいつからできるのか」

控室にも問い合わせの電話がありましたが、次にワクチンが届くのは

6月7日～6月20日4箱（4,680回分）しかなく、対象者を広げられないとのことです。

なので、基礎疾患のある方、64歳未満の方の接種はいつになるのか、次の配布数がわからないので、日にちが確定できません。

 

これまで

4月26日～5月9日4箱（3,900回分）

5月10日～5月23日17箱（19,890回分）

5月24日～6月6日19箱（22,230回分）

次はどのくらい届くのかと思えば

6月7日～6月20日4箱（4,680回分）！！

65歳以上の2回分の接種は7月中にできる見通しが立ちましたが、そこから先の対象者の拡大予定は国からのロードマップが示されないので、まだ目途が立ちません。

 

これからの予定は来週28日に中央区のHPに掲載されるということです。

そちらをご覧くださいとしかお返事できない状況です。

 

各自治体が苦労して接種の予定を組んでいるのに、国が大規模接種センターを24日から設置し、そこを予約するには接種券が必要で、「早く接種券を送ってほしい」という要望が区に寄せられて混雑したり、システムの不備で予約ができないなど、かえって混乱を招いています。

 

今日は、東京都も築地市場跡地に「大規模接種センター」を設置するというニュースがあり、区には後になって連絡が入るという状況です。

現場を無視した国や東京都のやり方に怒り心頭です。

 

各自治体へのワクチンの供給量の通知が直前にならないとわからず、全国知事会からも「２週間ごとのワクチン割り当てでは弾力的な接種計画がたてづらい」「日程を組む上では支障が大きい」という意見が出ています。

日本共産党は、国に対し、供給スケジュール、配分量等について早く示し、ロードマップを明らかするよう求めています。

 

築地市場跡地のどこにワクチン接種センターをつくる？