この1年、コロナ禍で医療機関がひっ迫し、入院したくてもできない事態が全国各地で広がったのというのに、国会では「病床削減推進法案」が7日の衆院厚生労働委員会で採決されたということです。

なんということでしょう。

日本共産党、立憲民主党は反対しましたが、自民、公明、維新の会、国民民主各党の賛成多数で可決。国民の命と健康をないがしろにする暴挙だと思います。

 

日本共産党の宮本徹議員は質疑で、コロナ禍の教訓を踏まえて「医療提供体制は平時に一定の余力がないといけない」と強調し、436の公立・公的病院に対する再編統合の検討要請や同法案の撤回を迫りました。

 

「日本の医師不足」も深刻です。参考人質疑で「13万人不足している」という訴えがありました。

医学部の定員削減方針を撤回し、医師・看護師の抜本的増員と確保に転換すべきです。