中央区役所本庁舎

 

大阪では、既に住民投票によって否決された「大阪都構想」を、また11月に住民投票するとのことですが、「中央区」という名称を使うことについての大阪府・市の照会に対し、東京都中央区は再考を求める文書を送付しました。

 

「1970年の旧自治省による通知では、新しい市ができる場合の名称は、既存の市と同一または類似しないよう『十分配慮すること』としているが、同じ名称を規制する法律はない」とのことですが、自治権拡充の歴史のなかでようやく「基礎的自治体」として明文化された特別区の「中央区」。

東京も大阪も同じ「中央区」ということになれば、問題や混乱を招きます。

 

日本共産党は、大阪維新の会が執拗におこなおうとしている、大阪市をなくして4つの特別区(「北」「中央」「淀川」「天王寺」)に分割する「大阪都構想」そのものに反対しています。

二重行政の解消などといっていますが、都構想は、コストは増える一方、特別区の十分な財源は確保されず、窓口サービスが低下することになるからです。

中央区の名前も使ってほしくありません。