9月27日、日本共産党区議団は、来年度の予算編成に向けた「予算要望書」を、矢田美英区長に提出しました。
矢田区長(中央)に要望書を手渡す小栗(右から2人目)
写真左から、志村・奥村議員、右端加藤議員
今回の要望書は全部で811項目。昨年の542項目から大幅増となりました。
予算要望書全文は区議団HPに掲載予定です。
今回、要望書提出の際に、緊急に、2件の申し入れを行いました。
●「築地市場移転」および「市場建物解体工事」についての要望
●本庁舎整備についての要望
その内「築地」の要望書の内容を紹介します↓
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中央区長 矢田美英 様
「築地市場移転」および「市場建物解体工事」についての要望
日本共産党中央区議団
東京都が、強引に進めている築地市場の豊洲移転は、引っ越しの日が近づくにつれて、これまで指摘されていた課題や新しく浮かび上がった問題が解決されず、ますます矛盾が激化しています。とても豊洲市場を開場できる状況ではありません。地元町会を対象に何度も行った解体工事説明会でも、住民の不満や不安は解決することはありませんでした。
とりわけ、ネズミ対策は、建物の外に逃さない封じ込めによる処理もせず、建物や市場敷地から逃げたネズミを捕まえるという対応だけでは、ネズミによる被害が築地や銀座をはじめ広域的に広がる危険性を持ち、地域経済や生活・衛生面への深刻な影響が危惧されます。
これらの問題を解決することなく、このまま「移転」「解体」を進めてしまえば、中央区の地域経済のみならず、市場流通や消費者、生産地にたいし重大な影響を与え、将来へ大きな禍根を残すことになります。
よって、日本共産党区議団は、貴職に対し、築地市場の移転延期、および、市場建物の解体工事の延期を都に求めるよう強く要望するものです。
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