築地市場移転中止を求める92回目の築地宣伝

=4/21 写真中央は藤田りょう子都議

 

築地市場の跡地活用策を検討する都の有識者会議が、19日、提言の骨子案を公表しました。

 

  東京新聞4月20日付より

 

事務局の都が作成した骨子案は、23ヘクタールの跡地を4つのエリアに分けて開発する内容。中核施設エリアのほかに、浜離宮恩賜庭園沿いを緑豊かな空間に、隅田川沿いを質の高いオープンスペースに、場外市場沿いを交通広場や防災機能に-としています。→http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018042002000140.html

 

 

中央区では、区長名で同日19日に「築地市場移転後のまちづくりに関する要望について」を小池都知事あてに提出しました。

中央区は2011年に、「都が進める築地市場の移転に協力する」文書を都と結び、移転後の場外市場への支援などを都に求めてきましたが、今なお具体化が進んでいないことから、急きょ要望を提出したものです。

 

地域経済へ2兆円規模の経済波及効果をもつ築地市場を移転させたら、場外市場の賑わいも失われ、中央区に大きな損害となります。

私たち日本共産党区議団は、「移転断固反対」から「移転推進」に変わった区の姿勢を批判し、移転の中止、現在地再整備の立場に立ち戻るよう、これからも追及していきます。