3・1はビキニデーです。

1954年3月1日、南太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験は、1400隻以上の漁船と周辺の島民に大きな被害をもたらしました。

ヒロシマ、ナガサキに続き、ビキニ環礁でも原水爆の被害を被った日本。

ビキニ被災は、日本の反核運動の原点となりました。

原水爆禁止を求める署名は、有権者の過半数に迫る3200万人に達し、1955年には第1回原水爆禁止世界大会が開かれました。

被爆者を先頭にした長年の運動は、禁止条約実現にみられるように、世界を動かす大きな役割を発揮しています。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞は象徴的な出来事です。

 

今年もビキニデーの集会が行われます。

核兵器禁止条約への署名・批准を政府に迫る運動を発展させる跳躍台にしていきましょう。