レインボーハウス明石のクリスマス会が晴海で行われたので、選手村の工事が行われている現場を見てきました。
今地盤のかさ上げ工事中ですが、クレーンが見える範囲で34基も稼働して、休みなく工事が行われています。
東日本大震災の復興工事もままならないのに、東京五輪のための工事が集中して、なんだか申し訳ない気持ちになります。
中央区晴海の選手村予定地は、都有地を大手不動産会社などに9割値引きで売却したものですが、12月6日には日本共産党の米倉春奈都議が改めてこの問題を都議会で追及しました。
米倉都議の質問「選手村にする予定の都有地は、近隣の基準地価で計算すると1300億円以上の価格のはずですが、東京都は129億円で民間デベロッパーに売却しました。近隣基準地価の10分の1という破格の安値で、およそ1200億円も優遇したことになります。
選手村に使うという特殊な条件とはいえ、大会後、建物は分譲や賃貸のマンションに転用され、民間デベロッパーには大きな利益が入ります。しかも大会期間中は、組織委員会から38億円の家賃が入ります。そのうえ、護岸や道路整備などのインフラ整備は都負担です。
あまりにも、いたれりつくせりで、とうてい納得できません。この問題はすでに住民訴訟となっていますが、知事が率先して、経過を透明化し、都民への説明責任を果たすべきです。知事お答え下さい。」
小池知事の答弁は「定められた基準にもとづき算定」と述べるにとどまったとのこと。
納得いきません。