9月25日、安倍首相は記者会見で、28日召集の臨時国会の冒頭で衆院を解散すると表明しました。
なんの審議も行わずに冒頭解散するというのは、それほど「もりかけ疑惑」の追及が怖いということなのでしょう。
安倍首相は「国難突破解散」と名付けたそうですが、「もりかけ疑惑」は自ら招いた困難です。
北朝鮮に対し、対話を拒否し、もっぱら力で対抗しようとする姿勢は、軍事的な緊張を高め、アメリカと行動を共にする日本が戦争の当事国になりかねない危機をはらんでいます。
その上、消費税増税で国民生活にも困難をもたらすための解散?!
総選挙で、安倍政権を退陣に追い込んでいくことが、国難を突破する道だと思います。
総選挙では、現在、野党共闘をすすめていくための協議が進められています。
日本共産党の東京2区の候補者は30歳の石沢のりゆき氏です。
石沢 のりゆき (30)新
日本共産党文京地区常任委員
党東京2区青年雇用・ブラック企業対策室長
安倍首相の記者会見の前に、小池百合子都知事が自らが党首となって「希望の党」の結党を発表しました。
都議会で小池都知事と対峙する日本共産党都議団は、以下のコメントを発表しました。
『日本共産党都議団のコメント』
① いま国民は、憲法9条をはじめ、幸福にくらす権利など憲法を守り、生かしていくことを求めています。こういう中で、憲法9条を含め憲法改定を打ち出したことは、自民党・公明党政権の補完勢力であるといわざるを得ません。
② 記者会見で知事は本当の意味の改革をすると述べました。小池知事は「東京大改革」、「情報公開」、都政の「見える化」と言ってきましたが、都政の重要な課題である市場移転問題でも都民や市場業者との「無害化」の約束を一方的に反故にして、豊洲市場への移転を進めようとしています。これでは食の安全も安心も守れないし、改革に希望を託した都民の願いに背を向けており、小池知事の改革の中味が問われていると思います。