9月3日(日)、月島地域で中央区総合防災訓練が行われました。

学校を中心にした各防災拠点で、拠点・副拠点を開設する訓練、防災マップアプリの普及・使用の検証などが行われ、主会場の豊海小学校では、初期消火、倒壊建物からの救助訓練や、炊き出し、展示、起震車の体験コーナーなどがあり、多くの参加者が集まりました。

 

  

関係機関や区の防災展示         倒壊建物から救出する訓練

 

  

起震車で震度6を体験            豊海小学校にて記念撮影

 

 

いつ起きてもおかしくないと言われる首都直下型地震や、全国各地で豪雨災害が続くなど、災害大国の日本。

7月の集中豪雨で甚大な被害甚大な被害を受けた福岡県朝倉市では、行政と住民が共同して全17地区の自主防災マップを2015年3月に完成させ、住民の意見で高台にあった民家を避難場所として、今回も近隣住民が避難して無事だったけれど、豪雨は想定を超えていて、防災マップが役にたったとはいいづらい現実もあったそうです。

 

「自助」「共助」はたいせつですが、国や自治体がきちんと予算をつけて、建物の耐震化や河川管理などの「公助」を強化する対策も欠かせません。