築地市場の豊洲新市場への移転をめぐり、都議会臨時会が行われています。

今日30日は、日本共産党都議団の曽根はじめ団長が質問。17時頃になるそうです。

 

開会初日の28日には、都庁前をはじめ、都内各地で、築地市場の移転中止を求める宣伝行動が取り組まれました。

私たちも、水天宮前で宣伝・署名行動を行いました。

 

豊洲移転の中止をと宣伝する私(おぐり)=8/28 水天宮前

 

 

29日、畑明郎・日本環境学会元会長ら専門家4氏が、都の「市場問題プロジェクトチーム」(市場PT、小島敏郎座長)が提出した第2次報告書には「多くの問題があり、豊洲での食の安全・安心は確保できない。移転を取りやめて、第1次報告書で優位とされた築地市場の再整備を図るべきだ」と小池百合子知事に申し入れたことが報道されています。

申し入れ書は、▽追加対策で敷き詰めるコンクリート床では有害ガス侵入を防ぐことは困難であり、地下空間や地上建物内も安全ではない▽揚水井戸の強化策は、大きな効果は見込めない▽汚染土壌を大量に残したままでは、汚染の浄化は期待できない▽現時点では、汚染土壌による人体や魚介類への影響(健康リスク発生経路)が遮断されておらず、安全の根拠がない―と指摘しています。

 

明日31日には、中央区議会全員協議会で、豊洲市場を視察してきます。

地下水管理が機能せず、換気をしているのにカビが大量に発生したという豊洲市場。

専門家の指摘を踏まえて、どんな状況なのかよく見てきたいと思います。