14日、日本共産党の都委員会・都議団・各区議団合同で、特別区長会に「来年度の特別区国民健康保険料の引き上げをやめ、引き下げを求める申し入れ」を行ないました。共産党中央区議団から、奥村あきこさんと私が参加しました。
毎年値上げされる国民健康保険料(国保料)は、「高すぎて払えない」と悲鳴が上がり、滞納世帯は3割近くに及んでいます。
しかし、来年度も引き上げる方向で検討が進められており、来年1月の区長会総会で保険料率などについて確認するということから、共産党として緊急に申し入れを行いました。
●来年度の国保料率の見直しにあたって、値上げせず、引き下げに務めること。国や都に対して、負担軽減のための財政支援を求めること。
●国が実施している保険料負担の軽減のための1700億円を、保険料抑制のために使うこと。
●高額医療費への一般財源投入の削減を中止し、拡充を図ること。
●多子世帯の負担を重くしている子どもの均等割の見直しを国に要請すること。 ・・・など
申し入れには、参議院東京選挙区候補の山添拓弁護士も参加。保険料が払えず、医療も受けられない実態を改善するため、保険料の引き下げを強く求めました。