「かとく」ってご存知ですか?

過重労働撲滅特別対策班のことで、通称「かとく」といわれているとのことです。

ブラック企業対策のため、今年4月に、東京、大阪の労働局に設置され、13人の労働基準監督官が大手企業を中心に調査をすすめているそうです。

2日、従業員に最高月112時間の残業を強制したとして「ABCマート」が書類送検された記事(しんぶん赤旗7/3)を見て、「かとく」の活動に注目しました。


ブラック企業キラーの吉良よし子衆議院議員が是正勧告に従わない企業の社名公表を迫り、こうした国会での追求と労働者のたたかいの中で、「過重労働撲滅」のための対策班ができたことは重要です。


私たち区議団にも、労働相談が寄せられることがあります。弁護士や労働組合協議会の協力で解決につなげる努力をしていますが、ブラック企業を規制する法律やしくみがないと、こうした問題は広がっていくばかりです。

対策班が東京と大阪だけで、計13人の体制では手が回らないと思います。過重労働撲滅の体制の強化を求めたいです。




日本共産党カクサン部 雇用のヨーコ

http://www.jcp.or.jp/kakusan2/policy/02.html