安倍晋三内閣は24日、2014年度政府予算案を閣議決定しました。
一般会計の総額は、13年度当初比3・5%増の95兆8823億円と過去最大。政府は14年度予算案を、今月上旬に決めた13年度補正予算案と一体のものと位置づけており、両方を合わせた歳出規模は101兆円を超えます。(しんぶん赤旗12/25)

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特徴
■税収・・・消費税率を来年4月から8%に引き上げ。国民の負担増は8兆円。一方、大企業に対しては、復興特別法人税を1年前倒しして廃止。1兆円の負担減の見込み。

■社会保障・・・消費税収5兆円のうち、社会保障「充実」に充てるのはわずか5000億円。逆に、社会保障費の自然増は、概算要求の1兆円から、診療報酬の実質マイナスや生活保護の抑制などで6000億円に抑え込む。
年金、生活保護の削減に加えて、70~74歳のお年寄りの医療費窓口負担は、現行の1割から2割に(新しく70歳になったお年寄りから適用)。

■軍事費・・・安倍政権は「海外で戦争をする国」づくりにまい進。集団的自衛権の行使をにらみ、水陸両用車を購入するなど、軍事費は4兆8848億円と2・8%増。


日本共産党の市田忠義書記局長は同日、「『大企業栄えて民滅ぶ』『暮らしを犠牲に戦争する国へ』という安倍内閣の暴走を象徴する予算案」とする談話を発表しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-25/2013122501_04_1.html

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写真は記事とは関係ありません。21日に行われたレインボーハウスのクリスマス会で出たデザート。おいしかったです。