消費増税「中止」の法案

先日、お店を経営している方から相談を受けました。周辺の会社が移転やリストラで人が減らされた影響も深刻で、売上が落ち込んで、本当に厳しいということでした。これで４月からの消費税増税ではやっていけない、商店街でもどこも大変だと嘆いているというお話でした。

日本共産党の志位委員長は１０月２５日に国会内で記者会見し、来年４月からの消費税増税を中止するための法律改正の骨子案を発表しています。「来年４月からの消費税増税が国民の暮らしと日本経済を悪化させるという批判と懸念が大きく広がっています。協力が可能な各党に共同提案を呼びかけ、国民の声を法案の形で提起するために力を尽くし、実らせるために頑張りたい」と表明しました。
さらに「この法案は、予算を伴う法案ですので、共産党単独で提出できません。この一点で協力が可能な各党に共同提案を呼びかけたい」と語りました。

まちでは「消費税増税は困る」という声が圧倒的ですが、もう決まってしまったから仕方がないという雰囲気が強まっています。
しかし、国会で「来年４月１日からの増税施行期日を『別に法律で定める日』と改めることで、『中止』と同じ効果を持たせる」法案が通れば、増税を中止させることは可能です。
与党にも「このまま上げたらまずい」と思わせるまで、あきらめず声を上げていきましょう。



写真は箱根仙石原　10／28撮影