原発ゼロの日

大型台風１８号で各地で河川が氾濫するなど大きな被害が出ました。日本共産党は１６日災害対策本部を設置しました。
この台風の影響で、東電は、福島第一原発で汚染水が保管されているエリアのせきの水位があがりあふれる恐れがあるとして、セシウム濃度も測らず排水したとのこと。どこからどれくらいの汚染水が漏れているのかもわからず、場当たり的な対応の東電に怒り心頭ですが、「コントロールできている」とＩＯＣ委員会総会で発言し、原発再稼働も強引にすすめようとしている安倍首相の姿勢も許せません。

１５日には国内で唯一稼働していた関西電力大飯原発４号機が定期検査に入り、稼働する原発がゼロになりました。
全国各地で「原発ゼロ」「再稼働反対」の行動が取り組まれ、大飯原発がある福井県では、福井市中央公園で「もう動かすな原発！　福井集会」（同実行委員会主催）が開かれ、８００人（主催者発表）が参加しました。日本共産党の井上哲士参議は「今夜すべての原発が稼働停止します。とめたまま、すべての原発を廃炉にして原発ゼロを実現しましょう」とのべました。
政府に、「原発即時ゼロ」の決断をせまり、自然エネルギー開発の道を広げましょう。


停止中の全国５０基の原発(しんぶん赤旗９／１６より)