ももへの手紙【暴言だらけの映画の感想】 | まろんぱんのあれ

ももへの手紙【暴言だらけの映画の感想】

上映時間120分
監督:沖浦啓之
作画監督:安藤雅司
美術監督:大野広司
音楽:窪田ミナ
脚本:沖浦啓之
登場人物
  美山加恋(宮浦もも)
  優香(宮浦いく子)
  西田敏行(イワ)
  坂口芳貞(大おじ)
  谷育子(大おば)
  山寺宏一(カワ)
  チョー(マメ)
幸市(小川剛生)
etc


ストーリー
 父親を亡くしたのをきっかけに母一緒に瀬戸内の島へと引越しをしたもも。そんなももの手元には亡き父が生前にもも宛に書いた書きかけの手紙が握られていた。気持ちがあがらないまま新天地での生活が始まるのだった。



まろんぱんのあれ-ももへの手紙


 ジブリ作品を手がけた人もおり、ジブリをリスペクトして作ったが、結局はジブリではなく、なんとも中途半端になってしまった気がする。 例えば、映像に関して宮崎駿作品との違いはキャラクターに無駄な動きがあまりなく、躍動感にかける。無駄に意識しすぎなのが裏目にでてしまっている。このアニメの製作会社はプロジェクトIGで、とても素晴らしくCGも使いこなしクオリティーの高い作品を世にだしているが、いかんせん、この作品では、物まね感が強くIGの良さが生かされていない。なんかあれ、キャラクターの顔が素子(攻殻機動隊)に見えるぐらいだった。


 舞台は四国でその風景は良いが、まぁこれも、明らかにあれのパクリですよね。


 ストーリー的にもご都合主義が強く、子供向けを意識してつくられている。主人公のつらい立場も理解できるがちょいとばかりわがままであり、何より地元の子供たちが可哀想でならない。まぁこのあたりもやっぱり、子供向けと思えば納得ができる範囲ではあります。


 また、メインキャラクターとして妖怪が3名でてくるがちょっとかわいくない。ただ不思議なことに話が進むにつれて愛着がわいてキモカワイイ的な感じはするが、やっぱり、そこまで魅力的なキャラクターとは言えない。


 さらにこの作品でも、主人公の母親という重要なポジションの声優にまたもや優香を起用。やっぱりね、こういうのはプロに任せるべきです。演技もあれなのに、声優なんて。あいかわず進化してないし。まぁこの作品は、TBSがバックについている作品だし、TBSの情報エンターテイメントといえば、王様のブランチだし。そのメイン司会の一人といえば、優香だし。もうね、大人の事情以外なんでもないこの抜擢。まぁ分かり安すぎるのでそれはそれでよいのかと。が、あまりにこの作品の母が優遇されすぎて綺麗な気がする。例えば、他の親はやっぱりそれなりに老けているが、彼女だけは、綺麗。がんばって、私の脳内で、そうだ、実は若いころに結婚して早くに子供を生んだ。だから11歳の娘がいてもまだ若いのだと納得した。が、過去のシーンでの彼女、ほぼ顔がかわらないときたものだ。それに同級生はちゃっかり老けているし。なんで、優○を声優に起用したというより、彼女のイメージで作りました適な感じがした。再度書くが、うまかったらば、問題なかったのだが。はぁ残念無念。ちーん。まぁ、私は無理やりに都内で育ったセレブリティーのママさんと田舎のかーちゃんだから、若いころのお肌のケアの違いでこういう差がでたんだ!!って無理やり納得させておりました。後から設定をみたらママさんは39歳の設定でした。YES美魔女!!


結論
気づいたころには手遅れです。早めのエイジングケア。目指せ美魔女という名の妖怪。