ミルク MILK (建て前)
アカデミー賞で最優秀主演男優賞と最優秀脚本賞が受賞された映画です。
同性愛者を公言して米国史上初めて公選され公職者になった、
ハーヴィー・ミルクの最後の8年間のお話。
ゲイの主人公なので男同士のキスは多いです。
もちろん実話が元なので
やおいでもボーイズラブ的な美少年の
あれがあれな訳でもないです。
男同士ですが、これも一種のラブストーリーだと思います。
私自身はそっちの方達ではありませんが、
人に恋する気持ちとは共通だと思いますので
その辺りは痛いほど感じることができました。
要するに認められない愛ってことですから。
また特に後半は選挙的な話が多いです。
彼の凄さを示すためだとは思いますが。
淡々と話はすすみますが飽きさせない展開で
最後のぼわぁと温かさを感じる映画でした。