大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─ | まろんぱんのあれ

大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─

監督 是枝裕和
キャスト:Cocco

ストーリー
歌手であるCoccoを密着取材したドキュメンタリー映画。2007年2008年きらきらLive Tourを軸に各地での出来事を映し出していく。


まろんぱんのあれ-大丈夫であるように


 この映画は映画であって映画でないと思います。まず、私はCoccoが好きな者です。この映画の評価とは、Coccoの感性を受け入れることができるか、できないかで評価は大きくことなのではないでしょうか。彼女の再出発後の歌や歌詞に感銘を受けるならば、この映画は良いとも思います。そうでないならば、眠たい映画や自己満足映画に写るのかもしれません。淡々と生活での彼女を追っていきます、なのでこれは映画ではないとか、TVでもいいのではないかという方もいます。しかしこういった一部の方のみを絞ったものだからこそ映画でよかったのではないでしょうか。是枝裕和監督目当てで見た方は厳しいのではないでしょうか。良い悪いとかストーリとかそういったものを楽しむのでなく、彼女の感性やその生活を感じものだと。映画という母体で見たことにより、より集中して彼女の事細かな仕草、すばらしい曲というよりメッセージを聞かされ彼女のひとつひとつの言葉が言霊が重く、そしてピュアで、気づくと自然と涙を流していました。遅ればせながら、彼女の唄がどうしてここまで心に響くのか感じることができました。最初の沖縄の町を歩くシーンでは、Coccoの歩くところを一緒に歩きます、画像がとてもぶれます。そういったところにこの映画の一体感や、Coccoの存在を身近に感じられました。またそういった不完全さが逆に彼女の繊細な心を表現し、魅力を高めているのではないかと。そういった演出に気づく感じるかまたはこのようなアナログチックなものを否定するかが大きく別れると思います。以上なことより映画好きな方にはお勧めはできない映画ではないでしょうか。しかしこういった一部なもの向けが作れるのが本来の映画であると、私は思います。


 私自身はCoccoの感性に感化され私自身も泣かされました。歌の作られた背景なども語られ、彼女の痛いほどの気持ちが伝わりました。映画館で、泣いている方は多くみられたのが驚きました。ほかの席の二人組みはつぶやいていました。この映画は一人で見るものじゃないよね。だって一人だと余計に泣きすぎてやばくなっちゃうからと。


結論
一人で見ましたが何か。

人気ブログランキングへ