■一つの空間に複数の照明を組み合わせる 

均一な光で部屋中を照らすというのがかつての照明の考え方。その発想を転換し、リフォームを機に一つの空間に複数の照明を設置して、その演出効果を楽しんでみてはいかがでしょう。天井の照明は「シーリングライト」が中心ですが、ほかにも天井に埋め込んでほのかな灯りを楽しむ「ダウンライト」、部分的に光を集中させる「スポットライト」、天井から吊って食卓などを照らす「ペンダントライト」などがあります。また、壁の間接照明として「ブラケット」があります。これら以外にも、「建築化照明」といって、光源を隠して、やわらかい光で空間を演出するタイプもあります。これらの照明を適宜組み合わせると、そのときどきの生活のシーンにふさわしい照明効果が得られます。例えば家族で食事の際、ペンダントライトとダウンライトで集中と分散のバランスをとると落ち着いた空間になり、食事と会話を楽しむことができます。客を複数招いてホームパーティーを楽しむという場合には、スポットライトを加えて華やかに部屋を彩ってもよいでしょう。同じ空間が照明効果で見違えるように変化します。照明器具の光源は、白熱灯、蛍光灯が主に使われてきました。しかし最近ではこれにLEDが加わり、約10年といわれる長寿命とランニングコストの安さから人気になっています。シーリングライトからペンダントライト、ダウンライトまでLEDの照明器具の種類が揃い、普及にともなって低価格化も見られます。 

 

■間取り図ができたらすぐに配線計画を 

工事が完了してから「失敗だった」と思っても遅いのが、スイッチとコンセントの位置や数です。日々の暮らしに大きく影響することなので、きちんと決めてから工事をスタートしましょう。コンセントの位置や数を決めるのは、間取りのプランニングが終わったタイミングです。新しい間取り図を見ながら、どの位置でどんな家電を使うのかを書き入れてみましょう。例えばキッチンなら、電子レンジ、トースター、オーブン、コーヒーメーカー、フードプロセッサー、炊飯器、掃除機など。キッチンのそばにユーティリティを設けるのなら、照明、パソコン、プリンター、携帯の充電用など。さらにLANのコンセントも必要といった具合に、暮らしを想像しながらすべての場所で使うものを書き込んでいくと、必然的に必要なコンセントの数が決まってきます。パソコンとその関連機器など、充電が必要な機器が増えているので、多めに設けておくのがよいでしょう。コンセントの位置で気をつけたいのは、掃除機のコードが届くかということ。いちいちコードの差し替えをしないで、広範囲に掃除ができる位置に設けておくと便利です。スイッチは操作しやすい位置に設けます。例えばベッドで照明のスイッチをつけたり消したりしたいとき、ベッドサイドにないと不便です。取り外してリモコンになるスイッチを採用する手もあります。また2~3ヵ所で点灯・消灯ができる3路、4路スイッチ、玄関や廊下にセンサーで自動点灯・消灯するスイッチなども適宜設けておきましょう。スイッチはかつてよりワイドで操作しやすくなっており、それも交換のメリットです。 

 

 

 

 

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