叔父は、会社の人間関係に疲弊して、塞ぎ込んでいた言葉(ことは)を心配し、会社を辞めるよう提案してくれた恩人だ。
叔父がいなかったらもっと辛い状態になるまで気づかなかっただろう。
今日行った美容院を紹介してくれたのも彼だ。
対人恐怖症気味の言葉は、世間話が苦手だ。
だから、敢えて来店客に話しかけない方針の美容院を教えてくれたのだ。
一人一人のブースに、ラーメンチェーン店のような仕切りがある半個室で、落ち着いて施術を受けることができる。
言葉は毎回、簡単になりたい髪型を伝えて、小説や雑誌、実用書など好きな本を読んでいる。