人は何かをするとき、その行動には必ず意味がある。
子供の時何気なく読んでいたシーンが大人になってから読むと心に刺さるものでした。
行動に移す前には必ず考えてから、脳から伝達されたことが実行される。
赤ちゃんだってそう。
泣くことには絶対意味があるし、お腹が空いた!眠い!遊んで!とか何かを思ってるからこその行動だ。
大人になって、ニートと言われる何もしない人の行動だって意味があると思う。
めんどくさい、何もする気が起きないって思ってるからこその行動だと思う。
それが良い悪いかは置いといて。
じゃあ生きる意味ってなんですか?
妻が癌になって世界が変わった。
生きるとは?
人はいずれ死ぬ。
寿命、病気、事故、天災。
様々な要因で毎日誰かが亡くなっている。
個人が亡くなったとき、身近な人はどれだけの悲しみを背負わなければいけないのか。
その悲しみは一生背負わなければいけないと思う。悲しみが無くなることは決して無いと思う。
私は昔から漫画が好きでよく読んでいる。
ダイの大冒険という漫画にこんなシーンがある
ある夜俺は死について考え出した。死んだらどうなるのか?どこへ行くのか?考えれば考えるほど怖くなって夜中に泣き出した
「どうしても人は死んじゃうの!?どうしてずっと生きてられないの!?」
わけが分からなくなって俺は泣きわめき続けた
そしたら母さんが抱きしめてくれてこう言ってくれたんだ
「だから…みんな一生懸命生きるのよ」
また今人気の鬼滅の刃でもこんなシーンがある
煉獄というキャラクターが遺す台詞(※ネタバレ有り)
「胸を張って生きろ」
「己の弱さわ不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を食いしばって前を向け」
「君が足を止めてうずくまっても時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない」
生きることに対して、生に対して普通に生きてたら向き合うことって多くない思う。
私も様々な事故やニュースを聞いたときに考える程度だった。
今は毎日生きる大切さを感じている。
自分は病気の当事者ではないから、当事者の方々からしたら何言ってんだって思われるでしょう。
でも妻は私の人生になくてはならない人。
私の人生は妻ありきなものだと思っている。
毎日妻がもし…
って考えてしまう。
それは癌家族の多くが考えてしまうことらしい。
少し前、妻が癌と診断されて悲しみの底にいたとき、フォローワーさんのブログでハッとさせられた言葉がありました
考えても変わらない過去と、
まだ分からない未来に不安にならない。
そして職場の尊敬する上司から頂いた言葉
過去は変えられないけど、未来と自分は変えることができる
どちらの言葉も、過去に囚われず未来への希望と前に進む力を導いてくれるお言葉でした。
明るい未来ばかりじゃないかもしれない。
悲しいこともまっているかもしれない。
それでも人は前に進まなきゃ行けない。
楽しいことも辛いことも全部受け止めて進むのが生きること。