義母。
元・義母ですが。
相変わらず入院してから、意識がハッキリしないそうです。
起きて会話をすることが望めないみたい。
わんこの病院から思いの外早くに帰宅出来たので。
義父に連絡を取り、お見舞いへ行くことにしました。
私は内心、行かない方がいいのでは?と思っていたものの。
義父から『是非』と言われており、
後悔したくない思いもあったので、行きました。
病床の義母は、いつもハイトーンに染めていた髪も白く。
最後に会った時より、ひと回り小さくなっていました。
顔は小さく細いのに、手足は浮腫んでおり、
肌色が黄疸っぽい印象を受けました。
義父は、以前より更に声がか細くなり、顔色も悪かったです。
継子からの話だと、全く伝わらなかった義母の容態がよく解りました。
義父は、継子や元夫には弱音を吐けなかったのか。
私に説明しながら涙を流していました。
このまま意識が回復しない義母の未来のこと。
唯一の救いは、
義母が自らお気に入りの場所にお墓を購入してあることだと言われました。
毎日顔を合わせるわけではないため、
伝えるのを迷いましたが、
「お葬式には参列できませんが、お線香はあげさせてください。」と言いました。
「ありがとう」と言われました。
継子や元夫は、このことをどれだけ現実的にきちんと受け止めて考えているのだろうか…
散々お世話になった義母と義父を、
こんな時も気遣ってやれないのか…
20分程で退室しましたが、
義母の温かい人柄を思い出してしまって。
帰りの車で少しの間、泣きました。
涙を流したのは、とても久しぶりだったから。
今もまだ頭痛が酷いです。
多分、
義母とは今日が最期に会った日になるんだと。
私が大変なとき、いつも気に掛けてくれた義母へ。
改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。
せめて、苦しまずに最期を迎えて欲しいです。