ここ数年で定着しつつある、
ＩＳＵＭ(アイサム)。
一般社団法人 音楽特定利用促進機構
について…
ピアノ講師という立場から、
上位組織であるＪＡＳＲＡＣに対しても
思うところがあるので、２回に分けて
再度、書いてみようと思います。
長文、そして恒例の(？)吼え文が
多量に！！含まれます…ご容赦下さい
ご希望の曲が
ISUMの楽曲リストにない
という方、いらっしゃいませんか？
特に、
プロフィールムービー、
エンドロールに収録したいのに
ISUMにない。
披露宴では同時進行で流せるけれど
完成したDVDの曲は別の曲。など。
好きな曲を収録して
DVDに残したいのに…
…と、お困りの方には、もしかしたら、
お役に立てる…かもしれません。
※ただし、ディズニー曲を除く
というのも、
私がそうでしたので(笑)
エンドロールに使いたい！と
とても気に入った曲が発売前で、
当然ISUMにあるはずがなく。
『ない曲は使えないのか…』
』→すぐに他の曲に変える、という選択肢は
私にはありませんでした(笑)
というのも、この諦めが悪い性格と(笑)、
やりようがあるかもしれないのを
職業柄、知っているからです。
何とかする為に申請をした結果…
申請先の方々の尽力もあり
何とかなりました
ところでＩＳＵＭ(アイサム)…
一般社団法人 音楽特定利用促進機構
って何なのか。
ざっくり言うと、
JASRAC
(一般社団法人日本音楽著作権協会)が、
著作権料・演奏権料の
新たな確保先として
結婚式場と、そこで
結婚式をする新婦新婦を
狙い打ちして創った組織。
２年前に結婚式準備で
この団体を知った時には…
JASRAC…相変わらずヤクザだな。
まるで
この楽曲リストになければ
使えないような書き方だし。
こんなんだから『カスラック』とか
言われるんだよ？
と思いました。
と思いました。最近、ＪＡＳＲＡＣはあろう事か、
音楽教室、ピアノ教室でのレッスンで
生徒や講師が弾く事に対して
『公衆に対しての』『演奏権』が及ぶから
レッスン料の2.5％をよこせ、と
文化庁に申し立てをしたので
ヤマハ音楽教室を筆頭に、大手業者が
一致団結して裁判を起こしています。
楽譜買う時に著作権料は支払っているし
そもそも公衆って何だ
長きに渡って、楽譜や音源で著作権料を
納めてくれるかもしれない層=生徒さんに
さらに追い剥ぎみたいに訳の分からん
演奏権までよこせ？？
今まで、レストランやカフェなども含めた
一般商店や、ダンス教室でも
『成功』させてきた手法なので、
ついに音楽教室にも来たな！という印象。
音楽教室業界、絶対に
勝ってくれ！！
そのうち、大げさに云うと
鼻歌を歌ったらJASRACが来る！
みたいに成りかねません。
とにかくCDが売れなくなったから
なのか、理由は良く分かりませんが
なりふり構わず徴収
という姿勢です。ＪＡＳＲＡＣ
ＪＡＳＲＡＣとＩＳＵＭ、
最近のやり方には全く賛同できませんが、
著作権を侵害しなければ良いだけなので…
ＩＳＵＭ(子)にないなら
ＪＡＳＲＡＣ(親)に
申請すればいいじゃない。
by マリーちゃん(偽物)
というだけの話なのです。
個人で申請出来ないと
思わせる、もしくは
その方法すら想像させない
のは、
どうなの？ＩＳＵＭさん。
ついでに言うと、
申請の仕方を、
困っている新郎新婦に
教えてあげる事…
式場のプランナーさんは
まさか出来てますよね？
プロでしょ？
すみません、かなり吼えたので
実践編は次の記事で