昨年末から、私自身にもいろいろあって…ブログも書けずの日々でした

 

昨年12月にマロンはもう一度手術を受けた。

鼻のあった奥の通り道が塞がりそうになり、唇の皮膚の一部を鼻のあった周りに移植して、ステントを入れた。

また痛い思いをさせてごめんね…。

 

でも、呼吸もしやすくなって、今度は塞がらないで過ごせそう。

検査結果も異常なしとの事で、しばらくしてステントも外し、元気とは言えないけど、普通に暮らしていた。

 

でも、年が明けて1月末頃からマロンの様子がちょっと変になってきた。

今度は目が見えにくくなってきたらしい…。

椅子やテーブルにぶつかったり、トイレの場所がズレて失敗していたり。

かかりつけの病院へ行って目薬は続けていたけれど、あまり良くならない…。

 

そんな頃、今度はまさかの私が10日間ほど入院する事になってしまった…。

 

私が退院してきて見たマロンの目は明らかに悪くなっていた。

そしてだんだん歩かなくなってきた。

 

大学病院へ行って検査すると、

腫瘍が今度は目の奥にできているとの事。

再発してしまった…。

 

目の奥なので放射線をするは難しいらしく、手術するとなると、目を諦めなければならない。

 

鼻をとって、上顎をとって、今度は目をとってしまう??

 

決めるのは飼い主の私。

長く生きてほしいのはもちろんだけど、こんなに何度も痛い思いをさせていいのだろうか…。

 

先生とも相談し、手術はしないでこのまま家で過ごす事を選んだ。

 

両目とも完全に見えなくなったようで、血が滲む事もあったり、目の玉がブヨブヨになってきた。病気の進行が速いよう。

 

ごはんも食べなくなってきた。

 

週に2回程度病院へ通って点滴をしたり、家ではスポイトのようなものでチュールなどペースト状のものを口に入れて食べさせた。

でも、吐いてしまう…。

 

そのうち、水も自分で飲めなくなってきた…

ちょっと飲んだ水も吐いてしまう。

 

日に日に弱ってきた。

 

先生に、望むのであれば、入院や安楽死という事も…という話を聞いた。

でもきっとマロンちゃんはご家族と一緒にいたいと思いますよ。と言ってくれた。

 

最後まで一緒にいて、家でみてあげたい…

 

数日後、寝たきりのマロンはもう動けなくなっていたはずなのに、私の呼ぶ声に反応して体を起こして腕の中に入ってきた。

 

その夜…

寝ながら急に下痢をしてしまった。

お尻をタオルで拭いていたら、呼吸がだんだん弱くなってきた。

 

もうだめみたい…。

お腹にそっと手をあてた。

少しずつ心臓が弱くなってきたのを感じながら…、やがて止まったのを確認した。。

 

マロン、

頑張ったね。

痛かったね。

ごめんね。

 

 

虹の橋を渡って4ヵ月近く経った。

 

今まで普通にそこにいたのに、いなくなる。

何日経っても、寂しさは消えない。

未だに信じられない。。

 

向こうの世界で楽しくやってるかな…。