お父さん お願いね。 | アルツハイマー型認知症の父(あんてぃの日記)

アルツハイマー型認知症の父(あんてぃの日記)

アルツハイマーの父と私の奮闘日記

父が亡くなって、 病院から葬儀場まで行き

お葬式の準備をすぐに始めなければなりませんでした。

 

お通夜に告別式。

でも ほぼほぼ 家族葬と決めていた私と妹。

喪主は私。

色々なことを決めているときは 大丈夫なのですが、

ふと 一人になると 涙が止まりません。

会社の人に 連絡の電話をしているときは 大丈夫なのですが、

電話を切ると また 泣いてしまう。

その繰り返しでした。

父が亡くなったということは 理解していても

心が追いつかない感じかなぁ。

 

葬儀場の お布団に 横になっている父を 触ると

とても 冷たい。

でも ついさっきまで 生きてた時も 体温が34.5度とかで

冷たかった。何が違う?

あぁ 目を開けてないんだなぁ。

手を握っても 握り返さないんだなぁ。

じわじわと父の死を 実感してくる。

 

認知症だった 父は 私のことも妹のことも 

ここ二年くらいは 忘れてしまいました。

でも 今は、きっと 認知症の身体から解放されて

元の父に戻ってると 信じてます。

 

死後の世界とか ご先祖様が見守ってくれるとか

全然 信じてなかったけど。

なぜか 今は 父が 見守ってくれてると信じたくなります。

 

お父さん 見守っててね。お願いね。