仙波ひとみです。



最近、手相に関するご質問をよくいただいております。

たとえば、「生命線が短いと早く死んでしまうんですか?」「知能線が短いと頭が悪いんですか?」ですね。

このようなご質問です。

みなさん、手相は大抵ご存知だと思うのでここで説明する必要ないかと思いますが、一応しておきます。

生命線と呼ばれる線は、親指と人差し指のあいだからはじまって、カーブを描きながら手首に向かって伸びているものをいいます。

この線はおもにその人の生命力のバロメータを測る線です。

なので、その人の健康状態、活力、そして人生そのものを表すのが生命線なんですね。

一方、知能線は、同じく親指と人差し指のあいだからはじまり、横に向かって伸びている線をいいます。

これは、その人の考えかたの傾向であったり、その考えかたをどのように社会に活かせばいいか、仕事に活かせばいいか、立場に活かせばいいかということを見ていきます。

また、その傾向からその人の適職や適所までわかったりするわけですね。

これらを踏まえた上で、線が短いとそれらの意味が短くなったり弱くなってしまうんじゃないかというふうに心配されるかたがいますが、結論から言うとまったくそんなことはありません。

昔の手相の本を読むと、「生命線が短いと命が短いです」とか「知能線が短いと頭が悪いです」というふうに書いてあるものもありました。

でも、今は時代とともに考えかたも変わり、概念も変わっていってますので、決してそのような読みかたをしません。

では、どうやって読むのかというと、短い線というのはその人に瞬発力があるとかその意味が凝縮されているということなんですね。

ですので、生命線が短い人というのは、ものすごくパワフルで短距離ランナー向きなんです。

長くやることは苦手かもしれないから、もし長く取り組むことがあれば小分けにしてやっていくとかやっていくと、バリバリがんばれるという線でございます。

短い線はどうでしょう。

頭が悪いんでしょうか?

違いますね。

考える時間が短いということです。

つまり直感型です。

直感という感覚がまずあって、その直感に理論づけることができるから理論的になるわけですね。

なので、知能線が短い人というのは、考えるよりも感じられる人です。

このように、線ひとつとっても決して悪い意味というものはありません。

ですので、「手相って怖いんでしょう?」とか「こういう悪い意味があるんでしょう?」と思うかたはぜひ私、仙波ひとみに鑑定をお任せください。


仙波ひとみでした。