「間違うこと」は、「ダメなこと」。
…って、いつから思ってたんだろう?

こんにちは(^^)
想いと心をつなぐメッセンジャー。
心屋流カウンセラー、
双葉 陽子 (ふたば ようこ)です☆


夏休み前に、小学4年生になる息子の参観日に行ってきました。

教室に貼ってあった、こちらの詩。

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「教室はまちがうところだ」
 
教室はまちがうところだ
みんなどしどし手をあげて
まちがった意見を言おうじゃないか
まちがった答えを言おうじゃないか

まちがうことをおそれちゃいけない
まちがったものをわらっちゃいけない
まちがった意見をまちがった答えを
ああじゃないかこうじゃないかと
みんなで出し合い言い合うなかでだ
ほんとのものを見つけていくのだ
そうしてみんなで伸びていくのだ

いつも正しくまちがいのない
答えをしなくちゃならんと思って
そういうとこだと思っているから
まちがうことがこわくてこわくて
手もあげないで小さくなって
だまりこくって時間がすぎる

しかたがないから先生だけが
勝手にしゃべって生徒はうわのそら
それじゃあちっとも伸びてはいけない

                                蒔田 晋治 作


道徳の授業で、この詩について
みんなで学んだようです。

教室で、まちがってもいいんだよ。
自信がなくても、手を挙げていいんだよ。
まちがうことは、悪いことじゃないんだよ。
まちがうことは、大切なことなんだよ。
まちがうから、ほんとのものがみつかるんだよ。


私が小学生のときに、この詩に出会っていたら、、、
先生に「まちがってもいいんだよ」って、
言ってもらえてたらよかったのになぁ。。って、
息子にジェラシーすら覚えました(^^;;


いつからだろう。
まちがうことは、いけないことだ。
まちがうことは、恥ずかしいことだ。
って、まちがうことを恐れて、

まちがっちゃいけない。
もしまちがってしまったら、みんなにバレないように、隠さなきゃいけない。
まちがった自分を見せちゃいけない。
って想いを、
胸にギュッと握りしめてたのは。


お母さんに、まちがったことを、バレたくなかったんだなぁ。
お父さんに、私は優等生だと思われていたかったんだなぁ。
両親2人にとっての、いい子でいたかったんだなぁ。
いい子じゃないと、愛してもらえないと、
思ってたんだなぁ。

心理の世界に出会ってから、
私の中のちっちゃい「よこちゃん」の、
こんな想いに気づきました。

でもね、
きっとまちがっても、まちがった私でも、
優等生じゃない私でも、
両親はきっと私を愛してくれてたんだろうなって、今なら思えます。

息子がテストで悪い点を取っても、
息子を嫌いになんてならないし、
そんな理由で息子を嫌いになるなんて、
ありえない( ̄▽ ̄)

人間なんだもん。
まちがうこと、あるよね~
まちがうことがあって、当然だよね~
まちがわない人の方が、
かえって不自然だよね~( ̄▽ ̄)
……って、今なら思えます。


そして、もしかしたら、
実は先生や両親からも、
「まちがってもいいんだよ」って、
あの頃言ってもらえてたのかもしれない。
……って、ふと思いました。


「まちがっちゃいけない」
って、思い込んだのは自分。
決めたのも、自分。
その考えを握りしめ続けたのも自分。

だから、人から
「まちがってもいいんだよ」っていくら言われても、
その言葉が耳から耳へ通り抜けて、
頭や心に残らなかっただけかもしれない。

って思うと、
「まちがってもいいんだよ」って、
あの頃もきっと言ってもらえてたんだろうな~と思う。

はい。
人の記憶なんて、
実にあてにならないものです( ̄▽ ̄)


でね、
「ちっちゃいよこちゃん」の想いに気付いてから、
小学校時代の私のイメージが、なんだか、
窮屈で辛い時代だったように思えてたんだけど、

息子の参観日に、息子やクラスのお友達が、
教室の中で屈託のない笑顔で笑ったり、
楽しそうに話してる姿を見て、

「あぁ、そう言えば私も、こうやって、
学校で楽しい時間を過ごしてたなぁ」って、
ふと思い出したんです。

実は、息子が今通っている学校は、
私が小学校時代を、6年間過ごした母校。

だから、今授業参観を保護者の立場で見ながら、
小学生だった「よこちゃん」を、息子やクラスのお友達に重ね合わせるような、
不思議な感覚に陥ることがあります。

「まちがっちゃいけないって、窮屈な思いばかり抱いていた気がしてたけど、
ほんとは、この子たちみたいに、学校を楽しむ時間も気持ちも、ちゃんと持ってたんだなぁ。。忘れてただけなんだなぁ。。」って、思い出せました。

はい。やっぱり人の記憶って、
あてにならないものです( ̄▽ ̄)


結局、過去の記憶なんて、
今の自分が「そうだったに違いない」って、思いたいからそう思ってるだけで、

確かに辛いこともあったし、悲しい想いもしたかもしれないけど、
それと同時に、楽しいことや嬉しい気持ちを味わうことも、きっとあったはずなんですよね。


過去の出来事は変えられないけど、
過去の解釈なんて、いくらでも変えられる。

「辛かった」気持ちを握りしめ続けるのも自分次第なら、
「辛いだけじゃなく、楽しいこともあったんだ」と、
その手の力を緩めて開くのも自分次第。

それも、一つの「勇気」なのかもしれませんね(^ ^)


さて…自分でも思いの他長文になりましたが( ̄▽ ̄)(笑)

最後に告知を一つ☆

8月5日(火)に、岡山の相棒の
あゆみ と、
岡山心屋塾オープンカウンセリングに登板します☆

タイミングの合う方とお会いできること、
楽しみにしています(^ ^)♫

お申し込みは、
こちら から☆

それにしても、今年の夏は暑い☆
今年に限ってクーラーの壊れた我が家は、とてつもなく暑い(^^;;
みなさま、体調には気をつけてお過ごしくださいね(^ ^)☆

心屋流カウンセラー
双葉 陽子 でした(^ ^)♫

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Photo by みやび