こんばんは🌆

まろん  です。


読書は好きで、月に何冊か読んでいます。


今回は、図書館で予約したけど、人気が高くなかなか順番が回ってこなかった本たちの紹介。


「懲役病棟」柿谷美雨


「後悔病棟」「希望病棟」に続く、「病棟」シリーズの第3弾です。読みやすいし、後味も良いのでおすすめです。そもそも、私は柿谷美雨さんの本が好きなんですよね。あ、でもエッセイはあんまりお好みじゃなかった。


「ハンチバック」市川沙央



芥川賞を受賞されて、話題になりましたね。すぐに図書館で予約したんだけど、やっと手元に来ました。

感想は…、難しいですね。難病を抱えた作者が描く世界は、私たちには計り知れないものがありました。

紙の本が障害者も読む前提で作られていないこと。電子書籍が普及していますが、まだまだ専門書などは紙の本が多いでしょうね。私は、漫画は楽天koboで、雑誌はdマガジンで、一般書籍はKindle Unlimitedで探し、なければ図書館(紙の本)を探します。どちらかというと紙の本が好きですが、スペースのことを考えて電子書籍を選んでいます。こんなふうに選択肢があることは贅沢なことなんでしょうね。難病の方は選択肢がないんですからね。

「異性入浴介助」の問題は、確かに女性は女性に介助されたい。産婦人科なんかでも女性医師の方がいいけど、まあ仕方ないかと思えるんだけど、入浴介助は逃げ場がない!よっぽどの信頼関係があればいいのかもしれないんだけど…。いや、いいのか?

介護や教育の現場で、いろんな事件があります。体が不自由だったり、判断がつかない子どもだったり、逃げたり訴えたりできない人たちへの虐待はないとは言えないので、難しい問題です。でも、こういった業界は人手不足も深刻です。また介護などの力仕事は、男性の方が向いているのも事実です。男の人たちは女性でも男性でもどっちでもいいのかな?男性の気持ちは私には分からないんです。

とりあえず、同性介助が基本なのかな?

などと、いろいろ考えましたが、私にはちょっと読みにくい本でした。