こんにちは。

 

今日はアメリカに飛びます。

尾翼のロゴ、お馴染みですね。

本日はAmazon.comが、顧客への配送をスピードアップする目的で2015年に設立したAmazon Airの話題です。

元々は社名がアマゾン・プライムエアでしたが、ドローン配信サービスの同名の会社との差別化を図るため、2017年に現在の社名へ変更されています。

とは言えブランドとして現在も機体にはPrime Airと書かれていますが...。

 

モデルはフェニックスから2019年にリリースされており、カラーリングも現在のものとは異なります。

2022年には同じレジで前方部分にあるカーゴドアが脱着式になっている1/200のモデルがJC Wingsから発売されています。

 

アマゾン・エアは現在90機のフリートを保有するまでに拡大されていますが、全機が

中古機で、A330-300Fが1機、B737-800BCFが30機、B767-300BCFなどが59機の

構成となっています。

B767の中にはANAで長年飛び続けてきた元JA8362やJA8286が在籍しています。

 

モデルとなったN1381A機ですが、こちらの経歴は1997年12月にLAN Chileに導入されたCC-CRT機として南米、北米、欧州などを飛び、その後LANグループやLATAMと

なってもグループ内で融通しあってブラジルにも在籍したりしていましたが、2017年にはフレイターに改造されてアトラスエアに移籍しています。そしてアマゾン籍となりましたが、運航はアトラスエアが担っています。

 

アマゾンエアはA330Fはハワイアンが、B737はASL Airやアトラスエアが、B767は

カナダのCargo Jetやアトラスエア、そして株式を取得したATIなどが運航を担当しています。

 

このN1381A機、LAN時代にCC-CRVのレジを付けて2008年12月から2015年半ばまで飛んでいましたが、その間にペルーのリマからマイアミまで夜間フライトで搭乗した事があり、しかも初の真ん中3列シートの床で足を伸ばして寝た思い出があります。

スーツ姿のまま、よく床に転がって寝たもんだと我ながら呆れてしまう経験でした。