家に帰ると冷たくなってた。
眠ってるみたいで信じられなかった。
でも触ると冷たかった。
ウソでしょ?
ほんとに死んでしまった?
夕方に火葬してもらってお骨を拾った。
それでも家に帰ると尻尾を振って走ってひょっこり出てくるような気がして仕方なかった。
ただもう一度会いたい。
暖かくてフワフワしてた。
触って頭をなでたい。
洗濯物を干してるとチョロチョロとついてきてたのに。
名前を呼ばなくても駆け寄って来てくれてたのに。
「ごめんなさい」をする時はお手をしてたのに。
ウソだよね。
いなくなったなんてウソだよね。
これが無償の愛だってこと教えてくれた。
ごめんね。体調が悪いこと気づいてあげられなくて。
無理してなかった?
無理してたのかもしれない。
あの子はそういう子だ。
頭が良くて空気を読んでた。
元気がないときは擦り寄って来てた。
だから元気なフリしてたような気がする。
泣きすぎて目がパサパサする。
明日は目が腫れるだろう。
明日が休みでよかった。
今日が夜勤明けで良かった。
火葬に立ち会えて、お骨も拾えた。
当分は思い出して泣くだろう。
別れは辛いけど会えて良かった。
家に来てくれてありがとう。
ほんとにありがとう。
ずっとずっとずっとずっと大好きだよ。