2022年初のブログ。

みなさん、お元気でしたか。マロたんは元気でしたが飼い主は病気でした。4月にかるーい脳出血になりました。いいの、マロたん元気だしついでに飼い主も回復したし。

 

体調不良(頭痛と吐き気)から病名が判明するまで数日かかり、その間結構な地獄でした。自分でも最初はただの頭痛ぐらいに思ってたので内科に行き、万が一だけど脳が原因なのでは?と聞いても「そんな年齢じゃない」「多少ふらつきはあるけど正常範囲」「気になるなら脳ドックを受けてみたら?」「様子見」と言われて鎮痛剤を処方され。

 

薬を飲んでもよくならないし、顔の左側にピンポイントがしびれ?痛み?を感じるし、いよいよ右目までおかしくなって眼科に行っても異常なし。やっぱり脳かと脳外科に電話してみたら「それだけはっきり話せるし緊急性はない、救急に行ったとしても迷惑だと思われるかも」「MRIの予約は来週までいっぱい」と断られてしまったのでした。

 

でも、やっぱりいつもの自分の体と全然違うし「まさか歯?」と口腔外科に行ってみると「歯ならここにしびれは出ない。脳の神経だと思うからすぐMRI撮ってもらって!」と紹介状を書いてもらい、10分後に近くの脳外科でMRIを撮ったところ脳出血発覚。救急車で大きな病院に搬送されたのでした。あのとき口腔外科に行っていなかったらどうなってたのかしら。先生ありがとう。

 

脳幹出血と聞いたときは「死ぬ」と思ったけど原因がわかって安堵したほうが大きかったです。「脳幹(脳みその真ん中)だから体の左右どちらにも症状が出たのね」とか、わりと冷静でした。

 

入院した時点では「高血圧、心臓肝臓腎臓も悪い、あと糖尿病かも」と言われ、3週間の入院予定でしたが、血圧はみるみる落ち着き、肝臓以外(飲みすぎ)は問題なく1週間で退院できました。そろそろ発症から2ヶ月が経ちますがすっかり回復し後遺症もなく、車の運転も再開できました。(ちゃんと公安委員会の許可もらいました!)

 

父のこともあるしいつか自分も脳血管疾患になるかも、とは思っていたけれどまだまだ先だと思っていました。いずれ更年期になったら血圧上がるかもしれないから注意しよとか思ってたけどその前に切れたよ脳血管。

 

でも、お医者さんもそう思うようである程度の年齢に達していないと(特に女性)、意識がはっきりしていてろれつが周り手足の麻痺もなかったりすると、脳が原因とは思われず発見が遅れることもあるそうです。

 

 

 

診断が遅れるために重症化しやすい

脳卒中は高齢者の病気という固定観念がありますので、発症したときの症状が軽いと診断が遅れる可能性が高くなることが、若年性脳卒中の特徴のひとつです。

 

わたしは梗塞じゃなくて血管が切れたほうですが、父は46歳で脳梗塞になっています。両親のどちらかが40代以下で脳卒中になっているとその子供もなりやすいそうなので、お心当たりがある方は脳ドックに行かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

犬入院中のマロたんの様子はいぬのきもちで書きました

 

 

 

パトカー運転再開までのあれこれとそれから

 

 

 

こんだけブログやエッセイが書けるぐらい元気ですので心配しないでくださいね。マロたんより先に死ぬわけにはいかないので食生活を見直してお酒をやめたらめっちゃ体調良くなりましたし。

 

あ、HCUが満床になって3時間で追い出された話とか入院中の笑えるエピソードがたくさんあるけれど、長くなったのでまたいつか。