今年の桜は、いつもより感慨深いものとなりました。


入院中の父が危篤になり「もし、父が今死んでしまったら、わたしの残りの人生は、桜を見るたびに父との別れを思い出し悲しくなるんだろうか」と、自分勝手なことを考えていたから。


しかし、父は復活。体調を崩す前の状態に戻りました。虚だった目もしっかりし、意思の疎通もできるようになりました。さすが父、さすがマロたんのじぃじ。


先生ありがとう、看護師さんありがとう、介護スタッフさんありがとう。誰にどう伝えればいいのかわからないけれど、ありがとう。



今年も桜とマロたんを撮影できました。素直に「きれいー!」と思うことができる喜び。


父にも見せてあげたい。父は、趣味のカメラをリハビリに取り入れたことで周囲も驚くほどの回復を見せたことがあるのです。もう一度マロたん撮って欲しい!



コロナ禍で面会はできないけれど、マロたんとじぃじの再会がかなう日を信じて待ちます。


(さすがに危篤と言われた時は面会できましたが、コロナ禍で病室にいられるのは5分まで、父の体に触れることも禁止でした。そして、父が復活してからまた面会できなくなりました。でも、今はそれがベスト。)