前回の更新からずいぶんたちました。

「病院でもケンタ売ってた」とのんきにしてたことが懐かしいです。

 

主治医が「脳梗塞自体は、ほんとに小さいものでした」とおっしゃるぐらい全然問題なかったのですが、退院を翌日に控えたその日の深夜に脳出血を起こしたじぃじです。看護師さんが異変を発見してくださったので治療も早かったのですが、脳梗塞の治療で血液をサラサラにしているので、サラサラ過ぎて止血が難しかったようです。

 

とは言え、退院してから脳出血を起こしていたら命が危なかったかもしれません。普段はスピリチュアルとか一切信じないわたしですが、この奇跡的な状況にじぃじはまだ生きている意味があるのだと思いました。

 

どこまでも悪く考えて悲しみの底に落ちていくばぁばに、「ここが底だよ!あとはよくなるだけだよ!」と励ましても、次から次へと悪くなる状況に何度も絶望しました。だけど、じぃじは生きています!調子が良い時には「お前も気をつけろよ、うちの家系は血管系だからね」とわたしを気遣ってくれる優しいじぃじなのです。

 

今日だって「マロンのお散歩行くから一度帰るね。」と言うわたしに「マロン…散歩嫌いなのに…」とマロたんを憶えてくれているじぃじです。嚥下障害を起こし誤嚥性肺炎になって鼻からチューブを入れられているのに、マロたんへの愛は変わりません。

 

 

{62026017-CD44-4449-9FD0-8EDE8E8F1D0A}

 

 

 

ベッドから見える位置にマロたん。

誤嚥性肺炎を起こすまでのじぃじは、これを見た看護師さんに「わー!可愛いー!」と言われると「可愛くない!バカ犬!」って笑ってました。ほんとは可愛がっていたのにね。

 

マロたんをお見舞いにつれていけたらいいのに、このもふもふを触ってもらえたらいいのに。そしたらもっと元気になるかもしれないのに。マロたんもじぃじに会いたいのに会えなくて、ストレスで体のあちこちにハゲを作っています。

 

じぃじの状況を聞きたくて主治医かナースに説明して欲しいのだけど、忙しそうで声を掛けにくいのでわたしもストレスでハゲそう。悩みすぎて髪の毛もついでに脂肪も減ればいいのに両方まだフッサフサ。

 

ってちゃんとオチてる?

 

あかん。