*以前、別なところで書いていたものを加筆修正してお届けします。

パピマロ

いつか書こうと思っていたペットロスについて覚悟を決めて書きます。
    
マロたんがうちの子になる3年前、突然死んでしまったスタンダードプードルのブーちゃん。ブーちゃんの写真を貼りたいけれど、未だに写真を見ると3日は立ち直れなくなるの。可愛いマロたんを貼っといたので許してね。     
    
ブーちゃんは4歳のある日、突然立てなくなりました。慌てて病院に行き告げられた病名は骨肉腫。そのひと月前に前脚を痛がり、レントゲンを撮って異常はないと言われたのに。それからすぐに断脚手術、抗がん剤治療をしましたが、あっと言う間に死んでしまいました。     
    
こんなに早く死んでしまうなら手術しなければ良かったんじゃないか、もっと早くに見つけることは出来なかったのか…。もっとああしていればもっとこうしていればと自分を責め続け、自分には犬を飼う資格はないと思い至りました。

その結果、わたしはあっという間に面白いぐらい痩せ生理も止まりました。 マロたんに出会うまでの3年間、ありとあらゆる犬の話題を避けて暮らしました。(今では健やかデブに戻りました、おやおや!)
    
でも、マロたんに出会っちゃった。同胎の中でひときわ大きくやんちゃで、ブリーダーさんに「耳の形も悪いし、躾に手がかか るタイプだから他の犬のほうがいい」って言われたけれど、マロたんしか目に入らなかった。

実際その半年後に躾に悩んでプロにお願いすることになり、トレーナーさんがマロたんを見て「このコ、プードルみたいな動きすることがあるね」って微笑んだのを見て号泣したのはまた別のお話。     
    
ペットロスには早く次の犬を飼うのが良いって言われたりもしますが、わたしにはできませんでした。逆に短期間で次の犬を迎えた人を責める ようなことを言う人もいます。悲しみの向きあい方は人それぞれで、どっちが正しくてどっちが間違いなんてありません。他人がゴチャゴチャ言うな。良かれと 思っても口に出すな。でも、話を聞いてあげて。     
    
わたしも、いつか、ブーちゃんの写真を見ても泣かなくなる日が来るのでしょうか。無理かな。ならば、ブーちゃんのために一生ペットロスでいい。マロたんを愛しているけれど、ブーちゃんへの思いも変わらないから。

今でも自分に犬を飼う資格があるのかわからなくなる時があります。でも、たくさんの人に愛されてるマロたんと、そのママとしての毎日はとても幸せです。

なんだかまとまりのない文章になっちゃった。いつもか。いつもだね。パピーマロたん可愛いね。天使すぎる天使だね。天使だからいいよね。おしまい。