焼肉、ご飯も注文する?しない? | maro007♪ blog

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江戸時代前期に来日した
西洋の宣教師が書いた書物には

「日本人はもともと油ものを嫌う」
とあります

当時の人は海外の人と同じように
肉を食べると体調が
すっきりしないことを経験から
知っていたのでしょう

 生活が豊かになって
食を楽しむ時代になると
食べ過ぎによる
害があらわれるようになります
この点で
江戸時代と現代は似ているとも
いえるでしょう
日本人は脂肪の摂取で
内臓脂肪がつきやすく
これがさまざまな
病気の引き金になります

 平安時代に
乳脂肪が豊富な牛乳を
煮詰めて作る
蘇の蜂蜜がけが大好きだった
藤原道長が
糖尿病になったのがいい例です
しかし
肉や乳製品も腹八分目にすれば
大きな問題は起こらないと考えられます
好物も腹八分目にとどめていたら
道長の人生は
本当の意味で豊かなものに
なっていたかもしれません

 こうして食事をはじめとする
養生につとめた益軒は
84歳まで長生きしました
晩年も元気で執筆に
励んでいたといわれています






そして
現在

焼肉
食べ過ぎると
大腸がん
なりやすい

日本人の平均寿命が延長するに
つれて増加し
大腸がん死亡は
男性のがんの中では第3位
女性では第1位です

過去30年間に
大腸がん死亡は男性では2.7倍
女性では2.6倍に増えています

「お肉を食べるとパワーが出る」

などと耳にすることがあります
なんとなくのイメージが先行して

「落ち込んだら焼肉や
ステーキを食べに行く」

などという方が多いですが
実はこれ
医学的には全く根拠がないこと











 




日本以外の地域では
箸の隣に必ず
スプーンが並ぶのに対し
日本は基本的に
箸しか使いません
静かに丁寧に
箸で食べれば
食べ過ぎることはないでしょう
魚の身がきれいに
ほぐせるように
先が細くなった箸を使うのも
日本だけです
ここにも
心穏やかに
健やかな体を作ろうとする
日本人の工夫が宿っています



















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