2019/01/08 | maro007♪ blog

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欧州で機能している軽減税率を
なぜ
日本では避けるべきなのか?






1989年以前に軽減税率を導入

単一税率:12カ国 
複数税率:36カ国
複数税率のシェア75%






1990年から94年に軽減税率を導入

単一税率:31カ国 
複数税率:15カ国
複数税率のシェア33%








1996年以降に軽減税率を導入

単一税率:25カ国 
複数税率:5カ国
複数税率のシェア16%







ということで
複数税率の導入を
世界が避けていることは明らかです

ですので
「欧州では常識」
という主張を正しく訂正するならば

かつては複数税率がたしかに
主流であったが
問題点が多いため
その反省から
今のトレンドは単一税率になっている

ということになります


欧州で失敗とわかりきった結論を
20年後にわざわざ
追いかける必要はない


 











イギリスにおいて
軽減税率を適用する
食料品で
同じお持ち帰り商品であっても
異なる税率が設定されている










なぜ
同じようなお持ち帰り商品なのに
税率が違うのだろうか

答えは
温度である
温かい持ち帰り商品は
標準税率が設定され
スーパーのお惣菜コーナーにある
ひんやりとした商品には
軽減税率が適用される

販売時点で
気温より高い温度のものには
標準税率が適用されるのだ




イギリスでは
アフタヌーンティーに
ビスケットやケーキを食べる
文化があるが
食べるお菓子についても
税率は異なる







イギリス
食料品は原則的に0%の税率が
適用されているが
贅沢品である菓子類に関しては
標準税率が適用されている
しかし
日常的・大衆的な食べ物である
ビスケットやケーキには
軽減税率が適用されるのだ









いらっしゃいませ!!
店内で召し上がりますか?
お持ち帰りでしょうか?

この言葉は
ファーストフード店に行けば
間違いなく聞けれるものである

ドイツでは回答次第で
税率が異なってくるので
覚えておくといいだろう







同じファーストフードの
ハンバーガーであっても
店内飲食用とお持ち帰り用とで
異なる税率が適用されるようだ
店内で食べると
「外食」扱いとになり
標準税率が適用されるが
テイクアウトすると
「食料品」扱いで
軽減税率が適用されるためである




軽減税率の設定品目は数多くあり
何に対して設定しているのか
各国の
特徴が出ているものとなっている

国により様々な思惑があり
生活への影響を配慮するだけでなく
国内産業を保護する
目的もあることが
ご理解いただけたと思う

政府は
2019年10月1日に
消費税率を10%へ引き上げると
同時に
消費税軽減税率制度を導入する
予定です
消費税引き上げによる
消費マインドの冷え込みや
競合他社との価格競争だけでなく
軽減税率制度の下では
消費税率が2つになることから
適用税率ごとの区分経理の実施や
それに伴う請求書の様式の変更など
新たな負担が発生します




要するに
映画を見ながら飲食する
ポップコーンやジュースは
軽減税率の対象です

でも
売店の前に食事用のテーブルや
椅子が用意され
そこで飲食するする場合は
軽減税率の対象外となります



面倒くさいと思いますが
今から計画的に準備をはじめましょう









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