2018/05/10 | maro007♪ blog

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AI革命で10年後
消える会社
生き残る会社


AI時代の圧倒的勝者がアマゾンで
すでに
一歩も二歩も先を行っている
例えば
アマゾンは顔認識のAIサービスを
販売していて
画像を送れば
それが男か女か
何歳くらいかというのがわかる

500円くらいで
1000人ぐらいの顔認識ができるほど
安価なので
店舗の客の動向を知りたい
小売店などがすごく利用している

アマゾンはレジなしで
買い物ができる無人スーパー
『Amazon Go』も
広げようとしていて
これが成功した暁には
日本のコンビニが
アマゾン傘下に入る可能性も出てくる

アマゾンと取引を広げたかったり
そのノウハウを知りたい三菱商事
伊藤忠商事であれば
子会社のローソン
ファミリーマートを売り払う
決断もあり得るからです

AIの開発をする際
日本企業が懸命になって
100億円の開発資金を準備するような
時に
アマゾンは
『1兆円出します』というほどに
レベル感に違いがある
金額が2ケタ違うから
とてもじゃないが追い付けない



味の素
カルビー
キッコーマンなど食品業界の
主力企業が
「成長株」となっている
一見すると
AIにはまったく無縁の業界に
思えるが
実はそれは「誤解」である

食品業界では売れると思って
作ったが売れずに
賞味期限が切れて
廃棄するケースが多いが
今後はAIによる
需要予測の精度が上がることで
この無駄が激減する

そうしてコストが激減するうえ
『味』というのはAI化するのが
難しい分野で差別化が
維持できるので
一気に有望株になる

同様に外食業界にも
AIによるコスト削減メリットが
生まれるため
あきんどスシローなどは
すでにビッグデータの活用に
乗り出している

AIに関する誤解はまだ多くて
壊滅的な打撃を受けるとされる
銀行業界も
実はAIによって成長する
可能性のほうが高い
確かに
窓口業務などはAIに
代替されるので
銀行員には逆風ですが
AI融資によって
焦げ付きが減るなど
業界には追い風になる

損保にしても
自動運転で事故がなくなるのは
減収要因ですが
サイバー攻撃や洪水被害など
これまでリスク管理できなかった
事象について
AIでリスク計算ができるようになる

そうした
新リスクに対応した
新しい商品が生まれるという意味で
成長余地は大きい
ともに大手で動きの速い
三菱UFJFG
SOMPOHDなどが有望です


文房具などAIと
一見関係なさそうな業界にしても
悪影響を受ける可能性がある
これからはオフィスなどで
不足した文具をAIが検知して
自動的に補充してくれる
サービスが実現する可能性は高い

そうなると
メーカーからすれば販路を
押さえられる形になり
買い叩かれるリスクが出てくる


これまで人間が担っていた
仕事もAIが担うようになるうえ
今後は在宅勤務が急速に
進んでいくため
AOKIHDや青山商事といった
紳士服業界は需要減少が避けられない


ダイキン工業
ファナック
コマツ
リクルートHDなどが並ぶ
一見
業界も業種も違う会社ばかりだが
実は
すでにAI化に成功している
という共通点がある

無人ダンプを開発したコマツ
AIで学習する
産業ロボットのファナックなどは
有名ですが
実はエアコン大手のダイキン工業も
AI研究で進んでいる
室内にいる人の表情や声などを
AIで認識して
空調整備をするといった
技術開発を進めていて
AI人材を100人規模で
採用する予定も

リクルートHDも
AIが企業と転職希望者を
マッチングさせるサービスを作るなど
日本のAI技術の先端を
走る会社になっている

そもそも
AIの機械学習というのは
もともと人間の持っている
ノウハウがあることが前提
AIが将棋で強いのは
過去に人間が戦った棋譜が
公開されていて
AIがそれを学習できるから
どんなにAIが進化しても
もともとの情報やノウハウを
所有している企業は
強く生き残れる

設計などの圧倒的なノウハウを
持っている日揮などの
プラント業界はその代表例
ゼネコンも同様で
新しい技術の導入や
ベンチャーとの提携にも
積極的な大林組などは期待ができる

AI時代はビジネス環境が
ものすごいスピードで
変化をしていく
製品やサービス
企業が持っているブランドから
事業そのものまでを
顧客
消費者の好みに合わせて
どんどん変えていかなければいけない

そうした
『断捨離』
企業トップがスピーディーに
経営決断できるかどうか
言い方を換えれば
5年後も10年後も
果敢な経営判断ができる
マネジメント態勢を築けている
企業でないと
これからのAI時代に
生き残るのは難しい

その点
スーパーカリスマ経営者のいる
会社は安泰とはいえない
10年後もそのカリスマが
健在である保証はないし
『カリスマ後』にも
十分なマネジメント態勢が
築けるかわからないからです

むしろ
事業の『断捨離』をスピーディーに
行うガバナンスを整えている
日立製作所やオムロンなどこそ
AI時代にはさらなる成長が期待できる

過去の成功体験にすがっているような
会社には死が待つのみ

経営者が判断をひとつでも
間違えれば真っ逆さま
企業は足元から音を立てて
崩れ落ちていくことになる

アマゾンが発売している
AIスピーカー
アマゾンエコー
それに向かって
『トイレットペーパーが欲しいんだけど』と話しかけると
『何円でこういうのがあります』
と答えてくれる

実は
この製品は技術としては
日本企業でも十分作れるもの
これからは日本企業が率先して
こうした新しい魅力的な
最終製品を作って
いかなければいけないが
それには経営トップの決断と
センスが必要

いまそれができそうなのは
家庭用品メーカーながら
家電製造に果敢に進出するなど
次々に会社の『本業』を刷新していく
アイリスオーヤマのような
会社くらいです
日本企業の経営者は
業界のライバルを見渡して
『AI投資もこれくらい
やっておけばいいか』と
横並び意識の人が多いが
これでは到底生き残っていけない

とりあえずAIに手を付けてみる
というのではなく
本気でAIを使って先端ビジネスを
リードしていく気概がないと
勝ち残れない
10年後はどうかわからないが
20年後にはこのリストに
出ている会社の半分くらいは
なくなっている可能性すらある

熾烈な生存競争はもう始まっている
いったい
どれだけの企業が生き残れるだろうか








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