お稽古へ。
十一月、炉開きですね。
土曜日にはご一緒している方が
お舅さんの急の訃報で来られなくなり
一人でのお稽古。
まずは、和巾点。
名物裂や拝領裂などの古帛紗に
お仕覆を着せた中次をのせて扱うお点前。
お国柄(宮城県)
伊達家のお殿様の産着を拝領し誂えた
などというような。
古帛紗お仕覆が共の笹蔓緞子で
拝見の問答のとき鶴亀の刺繍を見ていたら
ついうっかり
産着を鶴着と言ってしまい
たいそうこっぱずかしかった。
中次は桑や欅の他
真塗りのものでも良いと
いつぞやの研究会で業躰先生より。
特別難しいことはなく
中次とお茶碗の置き合わせはない
とだけ憶えておけば間違いなし。
お道具は
後先省略なしに清めます。
水指は一重口の塗蓋。
お菓子は三種。
それから、貴人点を。
貴人さんにお茶を差し上げる時のお点前。
貴人さん=高貴なお方
にお会いしお茶を差し上げることなど
きっとこの先ないと思うのですが、、
嗜みとして。
お道具は新しい物を用い
お菓子は高坏にのせてお出しすること
お茶は一人に一盌
というのが約束事。
お和巾がお濃茶でしたので
貴人点ではお薄を。
お茶碗は
黒や白の物が多く使われますが
これもまたいつぞやの研究会で
絵のついているような物でも良い
と業躰先生より。
お茶杓は
不休斎・六閑斎の物を。
不休斎は、五代 常叟宗室。
四代 仙叟宗室の長男。
加賀藩・伊予松山藩に仕えた方で
この方以後、廃藩置県まで
裏千家は両藩に仕えたとの事です。
なんと、32歳で夭折されてます。
六閑斎は、六代 泰叟宗室。
不休斎の長男で
父を亡くした11歳で家元を継いでいます。
父亡き後は
表千家の覚々斎・如心斎の元で
修行を積んだそうです。
覚々斎・如心斎といえば
裏千家八代 一燈宗室の父と長兄でしたね。
儒学を学び、謡曲・狂言をよくしたが
この方も33歳で夭折されています。
ちなみにその次の七代 竺叟宗室も
25歳の若さで亡くなられているのですね。
鵬雲斎大宗匠には
いつまでもお元気で長生きして
いただきたいものです。


