先日のこと。
母の施設から日用品の不足の連絡がきたので
珍しく早く帰宅したムスコに荷物持ちを頼んで買い出しをして行ってきた。
この日の母は体調もよく、せん妄も現れていないとのことで
『特別に会って行かれますか?』
と声がけをいただき面会することができた。
転居したころの母の状態に近く、
職員さんに支えてもらって歩行器で現れた。
会話も時々トンチンカンな部分はあれども
それなりに成立する。
ひとしきり話した後、母は自室にもどっていった。
職員さんが言うには、
せん妄がひどいとき用に処方された頓服薬を飲み状態が改善されてきたそう。
帰り道、車中でムスコが言った。
《90過ぎて目こそ見えなくなってても
歩けて、食べれて、話せるなら立派、立派!
脳の状態はある意味年相応と言えると思う》
そうか…
ひとりの人間が90年以上も使ってきたのだから相応のイタミ方なのね…。
医者として、実に冷静な見方である。
そしてムスコのコトバはつづく。
将来の健康は
その人が健康なウチに造られる
《ナニかができなくなったり、はたまたナニかが見つかった段階で人は健康ではない。
それから対策を始めたにしても
まずは健康を取り戻さなければならない。
それがまず大変なのだ。
そうなる前、健康でいるうちに
体力作りだったり、食事だったりと
健康状態を管理をすることが大切 》
多くの人が、ああ、あの時…、と後悔する分岐点の多くは健康だった時にあるからね…
と、ヤツは締め括った。
健康なウチの生活習慣が将来の
(ワタシ世代には老後やね….(^◇^;)
の健康を造る…。
たしかになぁ…
なるほどなぁ…。
忙しい、忙しい。
そのうち、とか、リタイアしたら…。
なんて、言い訳せずに
ココロの真ん中に置いておこう!
いや…置きっぱなしにしないで
カラダを鍛えよう、カラダを造る食事を大切にしよう!
( ̄^ ̄)
《相変わらずるりこに乗られるムスコ》
家ではこんな状態ばかり見ていて
すっかり忘れていたけれど
…医者だったんやね…
(^◇^;)