本日も読んで頂きありがとうございます

私の癌が完治したのは8年前ですし、末期の骨肉腫を克服した従兄弟は10年前で最近の治療法とか全然分からないままこのブログを始めました

お互いに末期でありその当時は抗がん剤治療と未だに数は少ないみたいですが分子標的薬と放射線治療と外科治療しかおそらく無かった時代だったと思います

ホントに10年ひと昔と言われるように今は癌の治療や手術方法がまるっきり変わっており、聞いた事がない治療法もあり驚きました

免疫療法もありませんでしたしそれに加え温熱療法や再生医療、重粒子線治療というのもあるみたいですね!

そして1番驚いたのが私の時は2年生存率でしか出せないと聞いていた癌であっても今では5年生存率で出している情報を見た時です

『え?今そうなの?すごっ』

が私の率直な感想でした

しかも5年生存率でステージ4であっても約40パーセントと書いてあり、持病や年齢も書いていなかったデータですし、60歳までに癌になるのは10人に1人以下の割合ですのでまだそこまで年齢もいってなく持病が無かったならもっと高いのだろうなという考えになりました

どの癌にしても生存率のグラフを見たら年々上がってきており、如実に変化してきていました

とても凄いことです、たった8年間でここまで変わるのかという程の医療の進歩です

おそらくもっと時が経てば更に多くの方が治る時代になってくるのだと思います

もはや私は今の医療の事は調べもしなくなったので全く知らなかったですが、助かる方が増えてきているのは確かです

私が癌の時2012年はちょうどIPS細胞が発表されノーベル賞を取った時です

山中教授はその当時10年後に実用化を目指して研究していくと仰っておられたと記憶しています

今年は2021年です、という事は順調に進んでいるならば来年は様々な事に再生医療が応用され癌に対しても使用される事もあると思います

それでなくとも、現在様々なベンチャー企業や製薬会社や大学病院等でいろいろな方向から癌に効く薬を開発しています

現在癌であっても安心感や希望がもてませんか?

たった8年でここまで変わり、また5年後はどう変わっているか楽しみですよね

それであっても私達が末期癌を克服した時は5年生存率はもっと低い状況でしたが完治し、根治までしました

例えば生存率が40%だとしても、それでも私達が言われた生存率より高いですし、まあそもそも私は0%なので全てが高く感じるんですけどね(´ω`;)

なので例え末期癌で余命宣告されたとしても、5年以上元気に生きておられる方も、そして治った方もたくさんいらっしゃいますし希望は捨ててほしくないのです

『癌と共に生きてるだけでもいいんです』

と私のブログの記事で言いました

私が闘病中はこんなにも早くガラッと選択肢が増えるとは思いもしませんでしたし、新薬も次々と研究され作られ使用されています

今後も研究の進歩に伴い新しい治療法や新しい分子標的薬や抗がん剤も増えていくと思い本当に未来は分からないなと感じたからです

もしかしたら数年後には再生医療で車椅子生活の方が普通に歩ける時代になっているかも知れませんし、癌だって普通に治る時代になっているかもしれませんよね?

未来なんて誰にも分かりませんし、考えたって意味がないのですが少なくとも希望は持てると思いますし、悲観的にならずに明るい未来が来る事を信じる事ができると思います

ですので癌は今の医療でも十分に治せるようになってきています

私達は今を生きていますので今出来る事を全力で行い前向きに治療と向き合っていれば必ず報われる日がきますから今という時間を楽しんで、そして未来を楽しみに過ごしてください

そしてもう一つ!

抗がん剤と検索すると癌利権と言う言葉で批判されているのも書いてありました

最初見た時は『はい?』と言ってしまいました

とりあえず私が読んだ事を要約して書きますね

癌利権とは

癌の人は治らない、癌の薬を一度飲むと一生涯飲むので製薬会社や医者が大儲けで笑いがとまらない


事なのだそうです
 
『いや、癌治ったんだが?私も従兄弟も末期癌治って再発せずに元気なんだが!』

これを読んだ時思いっきりツッコミました

私や他の治った方々を完全に無視していて驚きました

おそらくこの方々が言っているのは治らないを前提としているからだと思います

治った人を見たことがないのならそう思ってもしょうがない事なのかも知れませんが、身内だけで治ったのが2人いるのでこういう思い込みをせずにすんだのはラッキーでした

あっ、読んでくださっている皆様もラッキーですよ!もう治った人知ってますもんね!!

ですが癌治療にはお金がかかるのは事実です

でもそれは開発するまでいろいろなフェーズをこなしてようやく薬として認可され使用できるようになりますし、製薬会社も慈善事業でやってはいないのでお金がかかるのは仕方のない事だと思います

癌を研究するのもタダではありませんし、企業も莫大なお金をかけて研究し新しい薬を作っていますからしょうがないです

そして薬を作っている、研究している方で1番メジャーな方はIPS細胞を発見した山中教授ですかね

研究しているのでその癌利権と呼ばれる中の人であり治そうとしている側の人間ですよね

しかし、その方の憧れであり親友でもある方が癌になりお亡くなりになられました

覚えていらっしゃいますか?

ラグビーの平尾誠二さんです

その方の弔辞を読んだのが山中教授でこんな事を言ったのです

『平尾さん、ありがとう、そして君のことを治すことができなくてごめんなさい。』

こう言ったのです、治してあげたかったけどそれが出来なくて悔しくてこの言葉が出たのだと思います

製薬会社に限らずどの企業もより良い物を提供する為に日々研究し努力して利益を得ています

その恩恵で生活が便利になりましたよね

電化製品ですとか車ですとか、言ったらキリがない程出てきます

何故製薬会社だけがそう言われているか分かりませんが、研究者も治る病にしようと努力しているから癌の生存率は高くなっているのだと思いますよ

しかし久しぶりに調べてみると医療の進歩で助かっている方も多くなっているのは確かな事ですが、いろいろな不確かな情報も書いてあったりして今闘病中の方はあまり検索しないほうがいいかもなと思いました

とにかく私は見たものしか信じませんし、医療の進歩の恩恵を受けて私が治ったのは確かですから皆さまも気にせずに、医療は日進月歩ですので未来は明るいと信じて今を全力で生きましょう

最後まで読んで頂きありがとうございました

とりあえずIPS細胞の研究だけでも、どの程度進んでいるか分かるようにリンクをはっておきますね

ここの研究所だけが全てではないですがここだけの研究でこれですので希望が持てるかなとも思いますし、いろいろな病を治そうとしているのも知れるはずですので興味があれば是非見てください