こんにちは、まろはな院長です。

 

本当に暑い日が続いていますね。

暑さの為に体調を崩す方が本当に多いです。

 

まろはな施術院では、お盆期間も、通常通りの診療を行っています。

 

折角なので、どんな治療をしているのかお話をします。

 

鍼灸治療の世界には、六淫の邪(りくいんのじゃ)という言葉があります。

 

季節ごとに身体に影響を与える、気候変化の総称です。

中国の黄河流域の気候を基本にしているので、日本とは異なる部分があります。

並べると下記のようになります。

 

春 夏 長夏 秋 冬

風 暑 湿  燥 寒

 

上段は季節の変化、下段は季節ごとの邪気の性質を現しています。

雨季が夏の後半にあるので、日本の梅雨と逆ですね。

 

 

夏は暑邪(しょじゃ)がメインですが、このレベルの暑さは火邪(かじゃ)と呼ばれます。

ポケモン的に表現するなら、暑邪が進化して、火邪になります。

 

火邪は熱がきつく、体内の陰分(津液、血)を傷つけます。

また、炎上する性質があるため、症状が激しく、身体の上の方に症状が現れやすいです。

 

火邪に侵されると、舌は赤く、乾燥してひび割れ、熱感を伴う逆上せ、頭痛や眩暈がおこります。夜もしっかり眠れなくなります。

重症の場合は意識障害も起こります。

 

熱中症や熱射病によく似ています。

 

治療の方針は、

身体に籠った熱をとること、

火邪によって傷つけられた、身体の陰分を補うことです。

 

熱をとるには鍼が有効です。

 

身体の陰分を補うのに、消耗が激しい場合は、お灸を使います。

軽いものであれば、鍼で対応しています。

 

ツボは、照海(しょうかい)や大巨(だいこ)を使うことが多いです。特に左側に冷えの反応が現れます。

 

鍼は気血水を動かし、お灸は生命力を補う作用が強いです。

言い換えれば、鍼の作用は、気血水を足したり、引いたり、動かすことに優れています。

 

お灸は、気血水を動かすよりも、足すことに優れています。

なので、身体の陰分の消耗が激しい、陰虚内熱(いんきょないねつ)の場合は、熱の症状でもお灸が良く効きます。

 

 

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