次の日も、また次の日も、、、


それは約1週間続いた。


私は、『学級委員&家が近い&母と暮らして

いる』という夢のような三拍子の環境にいる

ので、朝は誰よりも早く教室に入った。


そんな私より、犯人は早く学校に来ている

わけだ。


犯人よ、毎朝、私のために、朝早くから、

ご苦労様!


犯人は、かなりの労力を私のために、全力

で、費やしてくれている。


私からしたら、『無駄な労力』にしか思え

ないのですが。


けど、それを越えるくらい、私が嫌なんです

ね。


はぁ。まだ16歳の乙女には、地味に心が

病みます。


私が何をしたのですか?


早く犯人を見つけて、理由を聞きたいな。