本当の自分とのギャップ | Chez Nous 

本当の自分とのギャップ

ネット上では少し違う自分になれる・・・・という話をよく聞きます。
強い自分。異性にもてる自分。リッチな自分。幸せな自分。などなど・・・

でも、ネット上の自分が、本当の自分とギャップを持ち始めると、とても危険な気がします。
自分だけはそのギャップを知っている。そのことで、自分自身を落ち込ませることになることもあるでしょう。
自分自身がすばらしいと必要以上に錯覚してしまう。という場合もあるでしょう。

その危険さは、第三者の見方が欠けている。ということかもしれません。

思い込みが激しくなることで起こってしまう悲劇。
毎日のニュースの中にもたくさん出てきます。

反対にネットの素晴らしさもあります。誰もが自由に発言ができる。簡単に情報を集められる。知り合う機会のなかった方と知り合いになれる・・・など。

きっとそのバランスがとても大切なのでしょう。
そんな賢さも持たなければ、バランスをとることが難しい時代かもしれません。
なかなかむずかしいですが、上手くツールとして使いこなせたらよいのでしょうね。


ドストエフスキーの『罪と罰』が最近、よく読まれていると聞きました。

貧しいけれど、頭のきれる若者が、”自分は選ばれた人間だ”と錯覚して、金貸しのおばあさんを殺害し、そのお金で世の中のためになることをしようと計画する。という話です。

人間関係を希薄にして、ネットの世界にもぐりこむ・・・そんな状況でおきる、日々目にする悲劇は、『罪と罰』の世界と重なるのかもしれません。

ある評論家は、秋葉原連続殺人犯と重なると言っていました。
時代も背景も違うのに今の現代人と重なるのは何なんだろう・・・

私もそんな評判を聞いて興味があり、『罪と罰』を読んでいるところです。

読み終わったら、またブログにしてみようと思います。