お勧めの本 | Chez Nous 

お勧めの本

久しぶりにミステリー小説を読みました。私は普段はミステリーにはあまり手を出さないのですが、その面白さにはまってしまいました。
今までミステリーというと、時間つぶしに読むもの。というとんでもない偏見があったのですが、この作品、緻密な細工をされた芸術作品を鑑賞しているような気分になりました。
ジェフリー・ディーバーの”ウォッチメイカー”

有名な作品なのでご存知の方も多いはず。

Chez Nous
 私は普段、旅行に行くとき以外は、寝る前にしか 本を読みません。
 この本は500ページを越し、しかも2段組の本だったので、 
 ”読み終わるのにどれだけ時間がかかるんだろ~”と思っていたのですが、なんと、4日間で読み終わりました。
本当に、読み始めたら、先が気になってやめられない~状態です。

お勧めの一冊です。
”スリーピングドール”もそのうち読んでみよう‥






こちらはミステリーではありませんが、
私が大好きで繰り返し読みたくなる一冊と言えば、

平野啓一郎”葬送”上下

ショパンと親友である、画家ドラクロワの友情、周りを取り巻く人たち、ショパンの愛人ジョルジュ・サンドなどが登場して、ショパンが亡くなるまで描いた、事実を基にしたと小説です。

Chez Nous

この小説は、当時のショパンを取り巻く、実在の人物像が細かく再現されていて、ショパンの祖国を離れた孤独やさみしさ、上手くいかない恋愛、病気の苦しさ、それらをまわりに見せないようにする心遣い。本当に優雅で繊細な小説です。

時間をかけて楽しみたい本です。

話の進行と共に、演奏会で演奏された曲名などが書かれているので、曲を聴きながら読むと、ショパンの心境などがわかるような気がします。

とにかく切ない。この本を読んでから、
ショパンがいっそう好きになりました。と同時に
平野啓一郎氏の才能に驚かされました!